2022年12月30日

ドラッグストアやコンビニで目にすることの多い「キシリトール入りの製品」。これまではガムが主流でしたが、近年はタブレットや飴など幅広い製品が市販されています。
そこで今回は、キシリトールの正体や期待できる効果などを解説します。ぜひ参考にしてくださいね!
気になる正体とは?
キシリトールは糖アルコールの一種であり、いわば「天然の甘味料」。かつてはシラカバやカシの木から抽出される「ヘミセルロース」と呼ばれる糖分から作られていました。
現在はトウモロコシの芯やシラカバから作られるのが一般的で、むし歯の予防効果が実証された甘味料として市場に流通しています。
清涼感のある爽やかな甘さが特徴である一方、カロリーはなんと砂糖の約4分の3程度。お子さま向けの製品も市販されています。
健康に害はある?
キシリトールは10年以上前から、点滴に含まれる炭水化物として用いられている物質です。その安全性が評価され、1997年には厚生労働省から「食品添加物」として認可を受けています。
積極的に取り入れて構いませんが、糖アルコールには小腸で吸収されにくいという難点があります。一度に大量摂取すると、お腹を下す可能性があるので注意してください。もしお腹の調子が悪くなったとしても、一時的なものなので、基本的には様子を見ておけば問題ありません。
規定量を摂取し、口腔内の健康維持に努めましょう。
取り入れるメリットとは?
正しく摂取することで、次の3つのメリットが得られます。
1.爽快感を得られる
キシリトールを口にすると、スーッとした清涼感が得られますよね。これはキシリトールに、熱を奪うという性質があるためです。ミントのフレーバーが加わった製品であれば、清涼感がより際立つでしょう。
また先述した通り、甘みがあるのも大きな特徴です。砂糖と違って血糖値が急上昇する心配はないので、糖尿病の方も安心して摂取してくださいね(不安な場合は主治医に相談しましょう)。
2.むし歯予防を手助けしてくれる
キシリトールにむし歯の予防効果が見込める理由は、次の3点です。
①カルシウムと結合して再石灰化を促すため
②むし歯の原因となりうる酸が産生されないため
③むし歯菌の働きを抑えるため
歯を覆っているエナメル質は、むし歯菌が産生する酸に触れて脱灰が起こると、少しずつ溶けていきます。しかし唾液の作用で再石灰化が行なわれると、徐々に修復される仕組みです。ごく初期段階のむし歯であれば、その繰り返しによって自然治癒が見込めるでしょう。
再石灰化を促進する役割を果たすため、むし歯の予防効果が期待できるのです。
3.唾液の分泌を促進する
キシリトールは甘味料であることから、唾液の分泌を促す効果が期待できます。
十分な量の唾液が分泌されれば、口の中を洗い流して口腔トラブルから身を守ってくれるでしょう。
ガムの場合は「噛む」という動作によって唾液分泌が促されることもあります。
期待できるむし歯の予防効果とは?
キシリトールの最大の魅力は「甘味料でありながらも、むし歯の予防効果に一役買ってくれる」という点です。
通常は口の中に常在しているミュータンス菌(むし歯菌の一種)が、食べ物に含まれる糖分をエサにして酸を産生します。
細菌が繁殖すると口の中が中性から酸性に傾いて、エナメル質が徐々に蝕まれていくでしょう。その結果、むし歯になってしまいます。
しかしキシリトールに含まれている甘味が、ミュータンス菌によって取り出されることはありません。酸を産生できず、分泌された唾液の作用によって口腔内を中性へと戻せるわけです。
キシリトールが配合されていれば、何を口にしてもよい?
実はキシリトールは、ホウレン草やカリフラワー、イチゴといった食品にも含まれています。しかし含有量が低いため、むし歯予防に有効であるとはいえません。
むし歯予防を目的とするならば、キシリトールが配合されたタブレットやガムを噛むのがおすすめです。
中には砂糖が含まれている製品もあるので、購入前にパッケージをよくチェックしましょう。
「どの製品を選べばいいかわからない…」
という方は、歯科医院に相談するのも一つの方法です。
歯科医院で取り扱っているタブレットやガムは、市販の製品よりもキシリトールの含有量が多い傾向にあります。きっとよいアドバイスを受けられるのではないでしょうか。
自分で選ぶときのチェックポイント
ドラッグストアなどで製品を選ぶときは、次の項目をチェックしましょう!
①キシリトールの含有量
100%に近ければ近いほどむし歯の予防効果が期待できます。
②ショ糖の有無
むし歯の原因となりうるため、ショ糖が含まれていない製品を選ぶのが理想です。
③酸の有無
柑橘系の香料が多く含まれた製品は、極力避けましょう。
摂取すべきタイミングとは?
キシリトールは、食後や間食のあとに摂取するのが理想です。毎日摂るのが効果的で、回数は多ければ多いに越したことはありません。
むし歯になりやすい方は特に、摂取を習慣化することをおすすめします。
まとめ
キシリトールには、さまざまな理由から虫歯の予防効果が期待できます。
食事や間食のあとは、積極的にタブレットやガムを取り入れましょう。成分をよくチェックし、砂糖が含まれていない製品を選ぶのがポイントです。
製品選びなどで困ったときは、かかりつけ医へ相談しましょう。
ナディアパークデンタルクリニックでも相談を承っていますので、何かあればお気軽にご来院くださいね。
2022年12月27日
こんにちは、歯科衛生士のeriwoです。
早い物で2022年も、もう終わります。
今年1年を振り返ってみると、自分なりにリスタートしたことや、新たなクライアントさんの衛生士さんの指導をしたことなど充実した2022年になりました。
やり残したことは特にないと思うくらい充実していたので、2023年も悔いなく過ごせる1年にしたいと思います。
明日の午前でナディアの今年の診療は終わりです。
また、来年もよろしくお願い致します。
2022年12月24日
こんにちは!衛生士のSです(^^)
朝起きて外を見たら雪が積もっていてびっくりしました!
クリスマスの日に雪って素敵ですね(^_^)v
皆さんはどんなクリスマスを過ごしますか?
私は3歳の甥っ子とクリスマスを過ごします
枕元にクリスマスプレゼントをおいたらとても喜んでくれました♪
皆さんにとって素敵なクリスマスになりますように...🎄🎅
2022年12月23日
先日、12月でナディアを卒業するDAさんの送別会をしました!
彼女は中国語も話せるので、日本語がわからない患者様が来院された時は
本当に助かっていました☺!
言葉だけでなく、彼女の何事もわかるまで質問をして学ぶ姿勢も
本当に尊敬しています!
少しイントネーションが違う日本語にツッコミを入れれなくなると思うと
かなり寂しいです、、、(´;ω;`)
これからも彼女らしく頑張って欲しいなと思います!
2022年12月23日
こんにちは~歯科衛生士のIです(*^^*)
最近急に寒くなってきましたね・・
寒いのは苦手なので最近の休みはずっと家にこもっています(笑)
寒すぎるので年始の初売りでは新しいダウンが買いたいです😆
2022年12月21日
こんにちは!歯科衛生士のHです~
友人が入籍するので入籍前日に独身最後のパーティーをしよう!となり
大阪にある星野リゾートOMO7に泊まりました☺
部屋に飾り付けそして、サプライズも成功して喜んでもらえて良かったです♡
イルミネーションや催しもありオシャレでいいホテルでした🏨
旅行支援の割引と6人で宿泊したのもあり1人6000円ほどで宿泊できてびっくり!
また旅行したいです~(*^^*)
2022年12月20日

「歯磨き粉」と一口に言っても、ドラッグストアに行くとさまざまな製品が陳列されています。
プラークや着色汚れの除去、歯茎の炎症を抑える効果などが期待できますが、何に特化しているのかは製品によって異なります。
目的に合った成分が配合された製品を選んで、清掃効果を最大限まで高めましょう。
歯磨き粉に期待できる効果
普段何気なく使用している方も多いであろう「歯磨き粉」には、次の効果が期待できます。
1.プラークを取り除く
口腔トラブルのもとになるプラークを、効率的に取り除けるよう手助けをしてくれます。
2.ブラッシング後の歯にプラークをつきにくくする
ブラッシング後の歯に、プラークが付着しにくい状態を実現します。
3.口のイヤなニオイを防ぐ
口腔内を適切な方法で清潔にすれば、口臭の予防効果も期待できます。
4.歯の再石灰化を促す
飲み食いによって酸性に傾いた口腔内を、中性に戻す働きがあります。再石灰化を促し、むし歯予防に一役買ってくれるでしょう。
5.着色汚れを取り除いて自然な白さをキープする
コーヒーやカレーなどの飲食物による着色汚れを除去し、本来の自然な色をキープすることを手助けしてくれます。
歯磨き粉に含まれている成分
基本成分に、薬用成分が配合されているのが一般的です。具体的にどのような成分が含まれているのか、1つずつ紹介します。
1.研磨剤
大半の製品に研磨材が含まれており、歯の表面に付着した着色汚れやプラークなどを効率よく落としてくれます。なめらかでツルツルとした表面に仕上がるでしょう。
ただ使いすぎてしまうと、知覚過敏の原因になるため気を付けてくださいね。
2.発泡剤
口腔内で、歯磨き粉を泡立てる役割を果たします。泡で汚れ落ちがよくなる一方で、歯の状態を視認しにくくなって磨き残しが生じやすくなるという難点を抱えています。泡自体が汚れを落とすわけではないことを理解し、丁寧にブラッシングしましょう。
3.香味料
フルーツやミントといった香りで、ブラッシング後も爽快な気分にしてくれます。口のニオイを消す効果も期待できるでしょう。
4.湿潤剤
口に含んだ歯磨き粉が渇かないよう、適度に湿った状態をキープしてくれます。
5.粘結剤
粘度を高めて、基本成分と液体成分とが分離しないよう工夫されています。
6.着色剤
中身の色を調整する目的で用いられます。
7.保存料
中身の変質や経年劣化を防ぐ目的で用いられます。
薬効成分の働きとは?
「薬用歯磨き類」に分類される医薬部外品には、薬効成分が配合されています。
ドラッグストアなどで市販されている口腔ケアアイテムには色々な薬用成分が配合されており、むし歯や歯周病など期待できる予防効果は製品によって異なります。
むし歯予防に有効な成分
フッ化物を含む成分が配合されている製品には、歯質を強くして酸の影響を受けにくい状態にする効果が期待できます。
また殺菌や抗菌剤を含む製品であれば、むし歯菌の繁殖も抑えてくれるでしょう。
虫歯菌が産出する「デキストラン」という高粘度の成分は、酵素によって分解されやすくなります。むし歯菌の除去に一役買ってくれるはずです。
歯周病予防に有効な成分
歯茎の炎症を抑制しうる成分として、タイワンヒノキ材から抽出された成分である「ヒノキチオール」が挙げられます。消炎作用や殺菌・抗菌作用があるのが特徴です。
ほかにも腫れた歯茎を引き締める「塩化ナトリウム」、歯茎からの出血に効果的な「トラネキサム酸」などが挙げられます。
炎症に産生された分泌物の分解は「塩化リゾチーム」、歯肉からの出血を止めるには「酢酸トコフェロール」が効果を発揮するはずです。
市販の製品を購入することがあれば、ぜひパッケージの記載内容をチェックしてみてくださいね。
まとめ
歯磨き粉や洗口液などの口腔ケアアイテムには、色々な有効成分が含まれています。
口腔トラブルから身を守り、口の中を清潔に保ってくれるでしょう。
正しいブラッシングを行うことを前提とし、そのサポートとして歯磨き粉を取り入れてみてください。今回紹介した内容を参考にして、ドラッグストアなどで製品を選んでみてはいかがでしょうか。
2022年12月19日
こんにちは。衛生士Hです。
夏前からとある検定試験勉強をしていたのですが、夏・冬ともに無事合格できました❤
ちゃんとした試験勉強をしたのが衛生士の国試ぶり…とくに独学だったので緊張しましたが結果がついてきて嬉しいです!
これで基礎が身についたので少し休憩して新しい勉強をやっていきます(⌒∇⌒)
寒くなってきたので体調管理に気を付けて年内診療頑張ります!
2022年12月17日
こんにちは!歯科衛生士のAです
最近とても寒くなってきましたね!
普段寒いのはあまり好きではないのですが、
わたしはスノーボードをするので雪が積もるのがとっても楽しみです!
ことしは何回行こうか考えてワクワクしてます☃
2022年12月16日
こんにちは!受付のSです(‘ω’)
最近本当に寒くなりましたね~
寒いと体がこわばっていつも以上に疲れるのでリフレッシュしたくなる…
ということで、流行にのってサウナによく行ってます❤
なかなか女性が気軽にいけるサウナがないのですが、頑張って見つけて通ってます(‘ω’)
来年の夏は、自然に囲まれたサウナに行きたいなと思っています⛰
おすすめの自然サウナあれば教えてください❤