症例集

ナディアパークデンタルセンター

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セラミックからゴールドへ

2022年10月7日

患者様は50代女性
セラミックが破折した歯の治療を希望し来院されました。
10年以上前にセットした左上の一番奥の歯のセラミック(cerec)が破折していたため、詰め物の再製を行うことになりました。
材料は1つ前の歯と同じゴールドでのやり替を希望されました。


まずは歯の汚れを除去し、形を整えて型取りをしました。


そして次の来院時にラバーダム装着下でゴールドの詰め物を装着しました。

ラバーダムを外したお口の中で見ると、こんな感じです。

ゴールドは保険外の治療ですが、保険内の合金に比べて以下の利点があります・
・金属アレルギーの可能性が低い
・虫歯が再発しにくい

また、セラミック(cerec)と比較してもゴールドは破折しにくいという利点があります。
しかし現在はE-maxというセラミックやジルコニアが普及し、従来のセラミック(cerec)よりも強度が高く奥歯の咬合力にも十分な強度を持っています。
ゴールドはE-maxやジルコニアに比べて以下のような欠点があります。
・審美性に劣る(金色)
・金属アレルギーの可能性が0ではない

どの材料で治療するかは患者様と相談して決めていくので、虫歯の治療や銀色の詰め物のやり替えなどお気軽にご相談ください。

来院回数 2回
Gold In 88,000円
型取り 3,300円

下の親知らずの痛み、本当は上から?

2022年09月23日

下の親知らずが痛いと聞くと、何が原因だと思うでしょうか。
・親知らずが生えてきた。
・清掃不良が原因で歯周炎や虫歯になった。
親知らずの周囲が痛む理由はこのように様々で、今回のケースもその中の1つです。

患者様は30代男性。
2、3日前から、咬むと右下の奥が痛いという主訴で来院されました。
ご本人は、親知らずが黒いので虫歯ではないかと疑っているというお話でした。


お口の中を見てみると、親知らずの後ろの歯ぐきが白く盛り上がっています(写真赤丸内)。

触ってみると、そこが痛いということでした。
そこで一度口を閉じていただくと、上の親知らずがそこに当たっているのを横から見て確認できました。


レントゲンを見ると、右上の親知らずが他の歯よりも飛びだしています(写真赤丸内)。

歯は長い間咬み合う相手がいないと、このように飛びだしてきてしまいます。
今回の痛みの原因は、咬み合う相手がいなくて飛びだしてきてしまった右上の親知らずが、下の親知らずの後ろの歯ぐきに当たって傷をつけたことでした。
患者様にはその場で説明を行い、原因である右上の親知らずの抜歯を行いました。
生えている上の親知らずは簡単に抜くことができ、術後の腫れや痛みも軽い傾向にあります。
この患者様も、麻酔~抜歯~止血確認をするまで10分程度で終了しました。

奥歯に痛みを感じた時、必ずしも大変な治療が待っているとは限りません。
まずはお気軽にご相談ください。

【来院回数】
1回(初診)
【費用】
3130円(保険治療。初診料、エックス線検査料を含む)

光学印象〜型取りもアナログからデジタルの時代へ〜

2022年06月10日

歯科医院で被せ物を作る時には
印象材と呼ばれる粘土のようなモノで型を取りますよね?
口に中いっぱいになり気持ちがいいモノではありません。
当院ではPrimescanと呼ばれるカメラを用いて、直接口の中を撮影することで
コンピュータ上に3次元的に口の中を再現することが可能です。
以前のものよりも高性能になりましたので、小さな詰め物から被せ物やブリッジ、インプラントの被せも作製可能となりました。


(PrimeScan)


(従来の方法で模型作製)


口腔内カメラで撮影したコンピュータ上の3D模型

この3D模型上でセラミックを設計し作製していきます。

Primescanを用いたセラミック治療は
通院回数2回、型取り1万5千円、セラミックの被せ物20万円(税別)です。
従来の方法と値段は変わりませんが、時間も数分で終わり、型取り時の不快感も従来の方法と比べて少ないです。
型取りの時に嘔吐反射がある方にもおすすめです。

前歯と歯茎の隙間〜被せ物のやり替え〜

2022年05月27日

患者様は前歯の被せ物と歯ぐきの隙間が出てきたとのことで被せ物のやり替えを希望されました。

元々治療したのが30年近く前とのことで、その頃はまだオールセラミックで被せ物を作る技術がなく、金属の被せ物の表面に陶材を焼き付けるメタルボンドと呼ばれるタイプのセラミック治療が主流でした。
セラミックの裏打ちに金属があるので、透明感に欠けたり、歯ぐきの退縮により金属色が見えてくることがあります。

現在のオールセラミック治療はセラミック強度の向上により、被せ物の基盤となる部分からセラミックを使用し、より天然歯に近い透明度と色彩を再現することが出来るようになりました。
また、金属を使用しないので金属アレルギーの方にも安心して治療を受けて頂けます。
さらに、セラミックの表面は滑沢で金属よりもプラーク(歯垢)が付きにくく、清掃性にも優れます。

この患者様は右上の犬歯以外の前歯5本にメタルボンドクラウンが被せてありました。
歯の形態も若干大きく全体的に目立つ感じがするとのことで、歯ぐきのラインの調整と審美性の改善の為、前歯6本をオールセラミッククラウンで被せることになりました。

まず被せ物を外し、プラスチックで出来た仮の歯に置き換えていきます。
仮歯で歯の大きさや形、噛み合わせ等を患者様とご相談しながら数回調整していき、その間に神経のある右上の犬歯以外の5本の歯の精密根管治療(マイクロスコープを用いた根の治療)を行いました。
神経の治療が終わった歯にグラスファイバーを用いて歯の色に合った土台を作り、被せ物の為の型どりをします。
そして十分に調整した仮歯の形も技工士と共有し、最終的な被せ物が作られます。

前歯6本に色調、形、噛み合わせが全体的に口元と調和したオールセラミッククラウンを被せることが出来ました。​​​​​​

術前のレントゲン
  

術後のレントゲン

  

【費用】
精密根管治療 1本¥77,000〜(税込)
歯の土台(支台築造)1本¥27,500(税込)
歯の型取り 1回¥16,500(税込)
オールセラミッククラウン  6本 ¥1,320,000(税込)  ※1本22万円×6本

【来院回数】
精密根管治療 6回
歯の土台2回
歯の型取り1回
オールセラミック接着 1回  合計10回の通院

エキストリュージョン〜矯正的歯根延出〜

2022年05月13日

皆さんは歯医者さんで「この歯は抜歯です」と診断されたことはありますか?

歯を抜かなければいけない原因としてはいくつかあります。
①大きい虫歯で歯がほとんどなくなってしまっている
②歯が割れてしまっている
③歯周病で歯を支えている骨がなくなりグラグラになってしまっている
などの原因が挙げられます。

抜歯と診断された歯は、基本的には他の治療法がないため抜歯するしかないことがほとんどです。
しかし①②の場合は状態によっては抜歯せずに治療することができる可能性があります。

歯が骨より深い部分まで虫歯や破折などでなくなってしまっていると骨の中まで被せものを入れることができないため抜歯となりますが、なかには歯を引っ張り出すことで歯をなんとか骨の上まで出して被せものを入れることができることがあります。
その治療方法をエキストリュージョン(歯根延出)といいます。

今回は歯が割れてしまった患者様の歯を引っ張り出すことで抜歯せずに治療を行った症例をご紹介します。
「ピーナッツを噛んで歯が割れてしまい激痛がある」を主訴に来院されました。

麻酔をして割れた部分を取り除くと、歯が少し骨よりも深い位置までなくなってしまいました。

このままでは被せものを入れることができません。

患者様と抜歯をするか歯根延出をしてなんとか歯を残すか相談した結果、抜歯せずに治療を行うこととなりました。
まず神経がある歯だったので神経の治療を行い、その後矯正的歯根延出を開始しました。

割れた歯の前後の歯にワイヤーを取り付け、割れた歯にはフックを取り付け、ゴムを使って2週間かけて引っ張り出しました。

患者様は2週間の間口の中にワイヤーがある状態なので不快感は少しあるものの痛みはなかったとおっしゃっていました。
患者様によってはゴムを何度か交換する必要がありますが、この患者様の場合はすんなり歯が出てきてくれたのでゴム交換はしませんでした。
引っ張り出したあとは被せものを入れて治療を終えました。
もし抜歯と診断され迷っている方がおられましたら、このように抜歯せずに治療できる可能性があるのでぜひご相談ください。

かかる費用:保険外治療(5万円)←矯正的歯根延出のみの料金
かかる期間:2ヶ月(通院回数6回)(歯を引っ張り出す期間には個人差があります。)

銀歯をセラミックに〜自由診療で使えるセメントの利点〜

2022年04月22日

他院で治療した金属の詰め物を白くしたいという主訴で来院された患者様。

↓治療前のお口の中↓

保険の金属と比べてセラッミックは、審美性、耐久性が優れています。
また、自由診療の場合、使うセメント材料に決まりがないため化学的に歯とセラミックを接着させ一体化させることで、隙間や劣化のない、二次的な虫歯になりにくい治療が可能です。
保険の金属の場合は、使用できるセメントは限られており、接着ではなく合着と呼ばれる凹凸に材料が入り込んで固まる機械的な原理でくっつけます。
同じようにくっついているように見えても、取れないように乗っているだけの状態か?歯と一体化しているのか?使うセメントによって、全く違います。

留意点:CAD/CAM in と悩まれたが、上記の違いなどを説明しセラミックを選んでいただきました。

↓治療後がこちら↓

当院では、プライムスキャンという光学印象を採用しています。
印象材と呼ばれるガムのようなものををグニッと歯に押し付けて型を取る従来の方法に比べて精度が高く、セットの際はラバーダムを使用することによって唾液の排除を徹底し、接着力の向上をはかっています。

このように、保険と自費の治療の違いというのは「ただ見た目が良い」だけではありません。
治療の精度が違うと、今後残っている自分の歯を長く持たせるといった部分でも大きな差が出ます。

治療回数4回
セラミックインレー 1歯税込88000円
プライムスキャンによる光学印象 1回税込3300円

治療は最後まで!歯科治療(根管治療)を途中でやめてしまうと…

2022年04月8日

40代女性の患者様です。
平成30年10​​​​​​月に​右下の痛みを主訴にご来院されました。
当時のレントゲン写真です↓

右下の親知らずの隣の歯が虫歯が進行し、歯の神経の方まで進んでしまっていたので、その日は麻酔を行い歯の神経を取る治療に入りました。

その後平成31年2月に治療の続きでご来院され、7月には歯の神経が入っている根管の長さを測るための器具を入れたレントゲンのお写真まで取る所まで治療が進みました。
その時のレントゲンのお写真です↓

そこから約1年経った令和2年6月に治療の続きを希望されご来院されました。
前回の治療からかなりあいてしまっていたので、前回来院された時には虫歯になってはいなかった歯の部分が虫歯になってしまっており、歯を残すことができないような状態に悪化してしまっていました。
その時のレントゲン写真です↓

1年前のレントゲン写真と比べると赤い矢印のところあたりから広範囲にかけて黒くなってしまっているのがわかります。
約1年治療をせずに放置された状態により虫歯になってしまっていました。
ここまで虫歯になってしまっている歯の部分が増えてしまうと、歯を残すことはできないとお話しましたが、
患者様は歯を抜いてしまうことはできるだけしたくないということで、そのままの状態で帰られました。

その後令和3年12月に残すことができないですと前回お話していた歯が痛みだしたということでご来院され、その日に歯を抜く治療をすることになりました。
その時のレントゲン写真です↓

歯が虫歯でほとんど残っていないことがわかります。

定期的に通って下さっていればこのように残すことができた歯を抜かなければいけないような状態にまで悪化することはなかったでしょう。
治療は継続して通院していただくことが非常に大事になってきます。

治療について流れや通院期間などご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

ホワイトニング〜ラミネートベニア

2022年03月25日

ホワイトニング後に右上1のラミネートベニアを装着した症例です。

本症例の患者様は矯正治療は望まれず、右上1が内側に見えるのを左上1とできるだけ揃えたいという希望です。
右上1は歯質の削合をわずかにだけ行い、ラミネートベニアを装着しました。

術前

術後

ホワイトニング期間2カ月(オフィスホワイトニング2回+ホームホワイトニング)
ラミネートベニア治療回数3回(型取り・試適・装着)

費用:ホワイトニング 税込88,000円
ラミネートベニア・型取り 税込16,500円
ラミネートベニア1本 税込187,000円

セラミック治療〜ラバーダムを使って〜

2022年03月11日

患者様は40代男性
虫歯の治療を希望し来院されました。


レントゲン写真の赤丸で囲ってある分に虫歯があります。

当患者様は白い詰め物での治療を希望された為、保険の銀歯ではなく、保険外のセラミックで治療を行うことになりました。
レントゲン写真撮影の結果、右下の奥歯の虫歯が進行していることが分かったので虫歯を除去し、型取りをしてからラバーダム装着下でセラミックの詰め物を装着しました。

ラバーダムの使用には以下のような利点があります。
・歯やセラミックに唾液、血液などの水分の付着を防ぐ
・歯とセラミックの接着力低下の防止
・薬液がお口の中に入らない
・器具や材料の飲み込みを防止
・舌や頬を傷つけない

セラミック装着後のお口の中の写真です。

セラミックは保険外の治療ですが、保険の金属による治療と比べて以下のような利点があります。
・審美性に優れる
・金属アレルギーの心配がない
・歯との接着力が強い
・虫歯が再発しにくい
・経年変化が少ない
・再治療になるリスクが低い

虫歯をセラミックで治療したい方、銀歯をセラミックに替えたい方、金属アレルギーの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。

通院回数 2回
セラミックインレー(セレック)55,000円
型取り 3,300円

昔に根管治療した際のファイル(治療器具)除去

2022年01月28日

マイクロスコープを使った精密根管治療で、昔に根管治療した際のファイル(治療器具)除去をします。


舌側根管に長いファイルが入っています(矢印部分)


顕微鏡治療時の写真、光を反射しているとことが金属製のファイルです(矢印部分)

マイクロスコープで確認しつつ、器具を除去してみると…

約7㎜ほどの器具が入っていました。

その後ファイルが入っていたところの感染物を取り除き、治療終了です。

顕微鏡を使うことで今まで裸眼では見ることができなかった世界が見えるようになりました。
マイクロスコープを使った根管治療をご希望の方は一度ご相談ください。

治療回数…3回
【治療費用】
CT撮影 16,500円(税込)
根管治療 165,000円(税込)
ファイル除去 33,000円(税込)

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