歯の根元の変色〜セラミック治療〜
2020年09月25日
上の左右前から二番目の歯にもともと入っていたセラミックの被せ物の歯頚部(歯の根元の部分)が見えてきたとのことでやり替え希望で来院された患者様の術前の写真がこちらです。
歯ぐきの退縮によって、昔入れたかぶせものとの境目が合わなくなり、このように段差が出来てしまうことがよくあります。
まずは治療のため、もともとの被せものを外して仮歯にします。ナディアでは他院で行った根の治療は全てやり直しをしているため、仮歯を入れてまずは根管治療から行いました。
支台歯形成後、患者様の希望でナチュラルホワイトニング(ホームホワイトニング)を行い、全体的に色調が明るくなりました。
ですが、もともとの土台の歯の色味が濃く、ホワイトニングでは土台の色を変えることが出来ません。
そこで、色の遮蔽効果のあるジルコニアという素材を使用することで周りの歯との色調を出来る限り揃えることに。
術後の写真がこちらです。
自然に周りの歯に溶け込むような色合いになっているかと思います。
今回の治療費とかかった回数
マイクロスコープを使った根管治療8万円×2本(3回)
土台としてファイバーコア2万5000円×2本(1回)
ホームホワイトニング4万円(2回)
精密印象(型採り)1万5000円(1回)
ジルコニアセット17万円×2本(1回)