治療は最後まで!歯科治療(根管治療)を途中でやめてしまうと…

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治療は最後まで!歯科治療(根管治療)を途中でやめてしまうと…

2022年04月8日

40代女性の患者様です。
平成30年10​​​​​​月に​右下の痛みを主訴にご来院されました。
当時のレントゲン写真です↓

右下の親知らずの隣の歯が虫歯が進行し、歯の神経の方まで進んでしまっていたので、その日は麻酔を行い歯の神経を取る治療に入りました。

その後平成31年2月に治療の続きでご来院され、7月には歯の神経が入っている根管の長さを測るための器具を入れたレントゲンのお写真まで取る所まで治療が進みました。
その時のレントゲンのお写真です↓

そこから約1年経った令和2年6月に治療の続きを希望されご来院されました。
前回の治療からかなりあいてしまっていたので、前回来院された時には虫歯になってはいなかった歯の部分が虫歯になってしまっており、歯を残すことができないような状態に悪化してしまっていました。
その時のレントゲン写真です↓

1年前のレントゲン写真と比べると赤い矢印のところあたりから広範囲にかけて黒くなってしまっているのがわかります。
約1年治療をせずに放置された状態により虫歯になってしまっていました。
ここまで虫歯になってしまっている歯の部分が増えてしまうと、歯を残すことはできないとお話しましたが、
患者様は歯を抜いてしまうことはできるだけしたくないということで、そのままの状態で帰られました。

その後令和3年12月に残すことができないですと前回お話していた歯が痛みだしたということでご来院され、その日に歯を抜く治療をすることになりました。
その時のレントゲン写真です↓

歯が虫歯でほとんど残っていないことがわかります。

定期的に通って下さっていればこのように残すことができた歯を抜かなければいけないような状態にまで悪化することはなかったでしょう。
治療は継続して通院していただくことが非常に大事になってきます。

治療について流れや通院期間などご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。

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