2022年03月25日
ホワイトニング後に右上1のラミネートベニアを装着した症例です。
本症例の患者様は矯正治療は望まれず、右上1が内側に見えるのを左上1とできるだけ揃えたいという希望です。
右上1は歯質の削合をわずかにだけ行い、ラミネートベニアを装着しました。
術前


術後


ホワイトニング期間2カ月(オフィスホワイトニング2回+ホームホワイトニング)
ラミネートベニア治療回数3回(型取り・試適・装着)
費用:ホワイトニング 税込88,000円
ラミネートベニア・型取り 税込16,500円
ラミネートベニア1本 税込187,000円
2020年06月12日
こちらの患者様は、歯並びを治したいと来院されました。
初診時のお口の状態がこちらです。

目立たない矯正を希望されたため、舌側矯正にて約2年半かけて矯正を行いましたが、右上二番目の歯が矮小歯のため、形を整えるため、矯正時にあえてスペースを開けて表面にラミネートベニアをする計画を立てて治療を開始しました。

矯正終了時、青矢印部分に仮歯を入れています。仮歯を入れた状態でホワイトニングを行い、白くなった歯に合わせてラミネートベニアを行います。

歯の形を整えて…

ラミネートベニアをセット。
治療後もきちんとメインテナンス・クリーニングに通っていただいており、5年経過した写真がこちらです。

5年が経過してもキレイな状態を保てています。
矯正治療…約2年半20回程度、月に一度来院 130万円(税別)
ホームホワイトニング…来院2回、自宅で2〜3週間 4万円(税別)
ラミネートベニア型採り…来院1回 1万5000円(税別)
ラミネートベニアセット…来院1回 17万円(税別)
2016年05月16日
この男性の患者様は歯並びの悪さを訴えて3年前に当院へお越しになりました。
顎が小さく、歯の並びきるスペースがなかったため、上下4本の第一小臼歯と呼ばれる前から4番目の歯を抜歯し、矯正治療をスタートさせました。
この患者様は、上の歯の裏と下の歯の表に矯正装置を装着するハーフリンガル(半分が舌側)という方法を選択されました。
上が裏に装置があるので目立たなく、下は表に装置があるので、舌感が良く、話したり食べたりに支障の少ない矯正方法です。
この患者様の向かって左の上の2番目の歯はもともとの歯の形が反対の歯より一回り小さい矮小歯(わいしょうし)だったので、最終的に必要なスペースを確保して、つけ爪のようなセラミックのラミネートべニアと呼ばれる方法で見た目の調和を取る治療を行うこととしました。


矯正治療が終わり、

ホワイトニングをして歯の色調を明るくしました。
治療予定の所が人工物で埋められているのでそこだけ色が変わっていないのが分かります。

以下が治療後の写真です。がたがたしていた歯並びは、きれいになり、前歯も左右のバランスが取れ、患者様にも大変満足していただけました。


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価格は、約85万円。
矯正による治療後、ラミネートベニアを使用し口腔内の審美的バランスを整えた症例。
矯正のリスクとしては、リテーナーを使用しないと後戻りすることがある。
また、ラミネートニベアは過度の衝撃で割れることがある。
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2014年07月1日

この写真の患者様はホワイトニング希望で当院に来院されました。
前歯の先端に白いシミのようなものがあります。
これはホワイトスポットやホワイトバンドと呼ばれる生まれつきの歯の構造の異常ですが、虫歯とはちがい病気ではありません。
ですので見た目の問題を除けば歯を削ってまで積極的に治療する必要はありません。
また、場合によっては、歯は削らずホワイトスポット以外の歯の色をホワイトニングによって白くすることで目立たなくなることもあります。
今回はまず患者様の希望通りホワイトニングを行いました。

ホワイトニングによって全体の色が白くなったためホワイトスポットは以前ほどは目立たなくなりました。
患者様と相談した結果、ホワイトスポットはこのままとしたのですが…
しばらく経った後、患者様の結婚が決まり結婚式までにホワイトスポットを治したいと再度来院されました。
ホワイトスポットに対する治療方法は何種類かありますが、患者様の都合上結婚式までに二回以上の来院は難しい状況だったため、今回は即日に修復可能な樹脂の詰め物による治療を行いました。

今後詰め物が着色してくる可能性がありますが、その場合は詰め物のやり変えやセラミックによる治療を行う予定です。
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価格は、約3万円。
CR充填によりホワイトスポットを治療した症例。
リスクとして、長期利用で変色することがある。
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2011年07月11日
今回の患者さまは、「前歯が空いてきたのを治したい」
とのことでした。
この患者さまは、過去に矯正をされており、前歯に2本セラミックが入っているのですが、矯正後の後戻りで、前歯が空いて来てしまったようです。
矯正の後戻り防止の装置も使っていたそうなのですが、壊れてしまい、使わない時期があったため、前歯の隙間が開いてしてしまったようです。
下の写真の、緑の矢印が示すところが、開いてしまったスペースです。
写真だと、少しに見えますが、このような隙間は実際意外と目立つものです。

そのため、少し歯の幅が広くなってしまうことを患者さまに承知していただき、今回はシンプルに、上の前歯2本のセラミックをやりかえることで、この隙間を閉じていくことになりました。

上の写真が術後の写真です。
ご本人の希望もあり、ホワイト二ングをし、全体的に歯の色を白くし、その色に合わせて前歯2本のセラミックを入れて隙間を閉じました。
矯正後ということもあり、また前歯が開いてくる可能性がないとは言えないので、今後はしっかりとマウスピースを使用してもらい、後戻りを防止しながらメインテナンスを行っていくこととなりました。
タバコによる歯茎の色素沈着も認めるので、ガムピーリングいう方法で歯茎の黒ずみを今後取っていけると、とても健康的なお口もとに見えることと思います。
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価格は、約34万円。
ホワイトニングとセラミックを使用した症例。
リスクとして、治療中に若干しみることと、過度の衝撃で割れることがある。
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2010年05月17日
今回は、前歯にインプラントをした症例をご紹介します。
下の左の写真を見てください。
このかたは、右の前歯の根の先に大きな膿の袋を作ってしまっていました。
矢印でさした部分の歯ぐきが膨らんでいます。何度も炎症をくり返し、歯ぐきに膿の出口がたくさんできています。
右のレントゲン写真では、既に歯はもうボロボロになっていてあまり写ってないのですが、歯の根の先端に、黒く、周囲の骨が溶かされている像が認められます。

下の写真は歯の先端方向から見た写真です。
矢印で示した部分は歯ぐきが腫れて膨れ上がっています。

もちろん、この歯は抜歯しなければなりません。
そこで、今回はこの部分にインプラント治療を行っていくことになりました。
歯は抜くと周りの骨が痩せてしまいます。
インプラントの予後には、植える場所の周囲の骨の量がしっかりあることが大きく関わります。
また、骨が痩せると、歯ぐきも痩せてしまうため、審美的にもかなり厳しい条件になります。
前歯においては、審美的な要素も大問題になります。
しかし、抜歯すると同時に、インプラントを植える方法を用いることで、周囲の骨の減少を防ぐことができるといわれています。
外側の骨が、炎症により随分溶けていたので、インプラントを植えると同時に骨を作る処置もしていきました。
下の写真はインプラントを植えてから、約10カ月後、インプラントが骨としっかり結合するのを待ってから
アバットメントという接合部をつけた時の写真です。
今回は、骨を作る処置をしているため、待ち時間をしっかりとりました。
また、前歯ということで、特に審美性が重要視される箇所であったため、歯ぐきの調整も入念に行っていきました。
矢印の部分を見ると、歯ぐきがきれいに治り、反対側の歯ぐきのカーブとほぼ対称になりました。
このように、歯ぐきのカーブが、左右で対称になることで、さもそこに歯があるように見えます。

このアバットメントの上に、セラミックの被せ物を被せます。
下の写真が、正面から見た術後の写真です。
上の向かって右の歯がインプラントの歯ですが、自然な感じに仕上がりました。

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価格は、約40万円。
前歯を抜歯後、インプラントを抜歯即時埋入した症例。
リスクとして、外科治療に伴い、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
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2010年04月3日
最近本当に暖かくなってきましたね。
週末はお花見をされていた方も多かったのではないでしょうか。
新年度になり、気持ち新たにスタートを切る、そんなすがすがしい季節ですね。
私自身も、シャキッと気持ちが引き締まる思いがします。
さて、そんな春にぴったりの「ホワイトニング」についての症例をご紹介します。
ホワイトニングとは、ホワイトニング・ジェルを歯に浸透させていく「歯の漂白」のことです。
治療ではないので麻酔をしたり、歯を削ることなく自然な白さを手に入れられます。
クリーニングで歯の汚れをとることで歯を白くする事も出来ますが、それは表面に付いた汚れを落とすだけなので、歯の全体的な黄ばみを白くする事はできません。
ホワイトニングは全く別の仕組みなので、このような黄ばんでしまった歯を白くします。

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価格は、約4万円。
ホワイトニングによる症例。
リスクとして、治療中に若干しみることがある。
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上の写真の方は、20代の女性の方です。
左の写真が初診時です。初めに、色見本でその方の歯の色を確認します。
この方は、A3という、少し黄色っぽい濃い目の色でしたが、オフィスホワイトング(歯科医院で行なうホワイトニング)とホームホワイトニング(自宅でマウスピースを使って行う方法)を組み合わせたコースを行い、2週間後が右の写真です。
040というホワイトニングシェードまで白く明るい色になりました。
とても満足していただくことができました。

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価格は、約4万円。
ホワイトニングによる症例。
リスクとして、治療中に若干しみることがある。
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この方も、20代の方。A3→B1(数字が小さいほうが、白い色です)と変化しました。

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価格は、約4万円。
ホワイトニングによる症例。
リスクとして、治療中に若干しみることがある。
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20代の方。この方もA3→A1と変化しています。

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価格は、約4万円。
ホワイトニングによる症例。
リスクとして、治療中に若干しみることがある。
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この方は40代の方です。この方も、A3→A1に変化しました。
少しずつ歯が白くなってくると、みなさんどんどんお口の中への意識も高くなり、ブラッシングなども頑張ってしてくれるようになります。ホワイトニングをきっかけに、お口の中がみるみるうちにキレイになるのを実感します。
ホワイトニングというと、女性がするイメージがあるかもしれませんが、最近は男性の方でホワイトニングをされる方もとても多くみえます。
白い歯は、清潔感のある明るい印象を与えます。
ホワイトニングをして、爽やかな春のスタートを切ってみてはどうでしょうか??
2010年03月15日
今回の患者様は、正中に空いた隙間が気になるということでの受診でした。
このような「すきっ歯」の方の治療ケースは、以前のブログでも何度か登場しています。
今回も「ラミネートベニヤ」という方法を用いての治療を行なう事となりました。

ラミネートベニヤとは、歯の表面を一層削り、そこに薄いセラミックを張り付ける。
ちょうど付け爪のような方法です。
歯の削る量が少ないため、歯に与えるダメージが少なく治療できるのが特徴です。
ホワイトニングのご希望もあったので、
まず、ホワイトニングをしていただき、歯の色を白くします。
貼り付けるセラミックも薄いため、ラミネートベニヤをする歯も一緒にホワイトニングしていきます。 (歯の色を拾うため)
これが術前に色を測定した時の写真です・

前歯の色はA1ぐらい、犬歯(糸切り歯)でA3ぐらいの色でした。
(基本的に、犬歯は前歯よりも色が濃いのが普通です)
オフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングを合わせたコースでホワイトニングを行いました。
2週間後

上の写真のように、前歯については030という、ホワイトニングシェードといわれるかなり白い色まで変化しました。
犬歯についても、A3だったのが、A1という、2段階明るい色になりました。
ホワイトニング終了後、いよいよラミネートベニヤに移ります。
歯の表面を少しだけ削り、下の写真の中央2本にラミネートベニヤ装着されました。
下の写真が装着後の写真です。

自然できれいな仕上がりとなっています。
ラミネートベニヤはセラミックで出来ているので、着色や変色が生じにくい素材です。
例えば、保険治療で前歯に用いる樹脂は、時間と共に変色をきたします。
ラミネートベニヤは樹脂の詰め物が沢山入っていて、変色し、まだらになってきている方にも有効な方法です。
歯の条件にもよりますが、沢山の歯を削らずにすむ方法なので、お悩みの方は一度ご相談下さい。
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価格は、約20万円。
ラミネートベニア+ホワイトニングによる症例。
リスクとして、過度の衝撃で割れることがあり、治療中に若干しみることがある。
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2009年09月21日
今回は矯正で歯並びをなおし、前歯にセラミック治療をした症例を紹介します。
患者様は27歳の女性の方です。下の写真は初診のときの写真です。
半年前 交通事故で 前歯を強打してしまったとのことです。
その時に前後ろに重なり合っていた 向って右側の2番目(下の右の写真の矢印部分)の歯が抜けてしまい
また 右側の1番目の歯も大きく欠けてしまったとのことで 神経をとり かぶせものがしてあります。
患者さまは 上下の前歯の真ん中のライン(正中)がずれていることと 右側1番目の歯の被せものの色が合っていないことを気にされていました。
なるほど 下の写真のように 上あごの真ん中のラインと下あごの真ん中のラインが前歯1本分ずれています。
矯正の診断の結果、上あご左側の4番目と下あごの前から左右4番めの歯あわせて3本抜き、
全体のがたがたをとりながら 真ん中のラインをあわせて行くことにしました。

下の写真が矯正中の写真です。
上あごは裏側からの矯正装置(リンガルブラケット) 下あごは表側からの矯正装置(セラミックブラケット)をつけています
慎重に前歯の真ん中のラインを合わせるよう動かしていきます。
固定源として 上あごの左内側の歯ぐきに 矯正用ミニインプラント(スクリュー型インプラント)をうえて 歯を全体的に左へ送っています。(下の写真、緑の矢印)

下の写真は矯正終了時の写真です。
ほぼ真ん中のラインは合ってきています。

下はホワイトニングをした後の写真です。天然の歯が白くなり 仮歯の歯との色の違いがはっきりとしています。

下の写真はセラミック治療の写真です。
欲を言えば むかって左側の2番目の歯(本当は3番目の歯)の形を
もう少し2番目の歯のような形に修正すればよかったな と思います。

歯並びも良くなり 真ん中のラインもほぼ良くなり 患者様にも喜んでいただきました。
矯正と審美治療のコラボ治療により よりよい治療を提供することができました。
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価格は、約104万円。
矯正と、ホワイトニング、セラミックを使用した治療。
リスクとしては、リテーナーを使用しないと後戻りすること、
治療中に若干しみること、過度の衝撃によって割れることがある。
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