口の中の痛み

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下の親知らずの痛み、本当は上から?

2022年09月23日

下の親知らずが痛いと聞くと、何が原因だと思うでしょうか。
・親知らずが生えてきた。
・清掃不良が原因で歯周炎や虫歯になった。
親知らずの周囲が痛む理由はこのように様々で、今回のケースもその中の1つです。

患者様は30代男性。
2、3日前から、咬むと右下の奥が痛いという主訴で来院されました。
ご本人は、親知らずが黒いので虫歯ではないかと疑っているというお話でした。


お口の中を見てみると、親知らずの後ろの歯ぐきが白く盛り上がっています(写真赤丸内)。

触ってみると、そこが痛いということでした。
そこで一度口を閉じていただくと、上の親知らずがそこに当たっているのを横から見て確認できました。


レントゲンを見ると、右上の親知らずが他の歯よりも飛びだしています(写真赤丸内)。

歯は長い間咬み合う相手がいないと、このように飛びだしてきてしまいます。
今回の痛みの原因は、咬み合う相手がいなくて飛びだしてきてしまった右上の親知らずが、下の親知らずの後ろの歯ぐきに当たって傷をつけたことでした。
患者様にはその場で説明を行い、原因である右上の親知らずの抜歯を行いました。
生えている上の親知らずは簡単に抜くことができ、術後の腫れや痛みも軽い傾向にあります。
この患者様も、麻酔~抜歯~止血確認をするまで10分程度で終了しました。

奥歯に痛みを感じた時、必ずしも大変な治療が待っているとは限りません。
まずはお気軽にご相談ください。

【来院回数】
1回(初診)
【費用】
3130円(保険治療。初診料、エックス線検査料を含む)

噛み締め癖が原因の知覚過敏

2021年06月11日

パラファンクションという言葉を聞いたことはありますか?

パラファンクションとは、ストレスによる過度の噛み締めや口腔悪習癖のことを言います。
近年このストレスによる過度の噛み締めが知覚過敏を引き起こす要因の一つとして考えられています。

パラファンクションが関与する知覚過敏の特徴には
①症状の発現や消失に波がある。
②一般的な知覚過敏の治療法を用いても症状が完全には消失しない、あるいは全く改善しない。
③複数歯において同じような実質欠損があるにもかかわらず、知覚過敏の症状のある歯とない歯が存在する。
④見た目やレントゲン写真などで異常がないにも関わらず、重篤な症状や壊死を起こしているものがある。
⑤入れ歯や詰め物、被せ物などを装着するまでは無症状であったものが、装着後に誘発痛や自発痛を訴えることがある。
これらがあげられます。
このような症状がある方は、パラファンクションが関与して知覚過敏症状が表れている可能性が高いです。

パラファンクションを治していくにあたって重要なのは、ご自身で日頃から強い噛み締めを行っていることを自覚していただき、上下の歯を接触していない状態に慣れていくことです。
パラファンクションを行ってしまっている方の口腔内には頬粘膜や舌縁部の圧痕、骨隆起などの特徴的な所見が見られることが多いです。
また、偏頭痛や先ほどからお話ししている知覚過敏の自覚症状が確認できたりもします。

パラファンクションは知覚過敏だけでなく、知覚過敏の症状が起きていない症例にも多大な影響を与えます。失う必要のなかった歯質や歯の神経、歯そのものをできるだけ失ってしまわないようにするためにも、日頃からお口の中のメインテナンスをしっかり歯科医院で行っていきましょう。

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