矯正歯科

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エキストリュージョン〜矯正的歯根延出〜

2022年05月13日

皆さんは歯医者さんで「この歯は抜歯です」と診断されたことはありますか?

歯を抜かなければいけない原因としてはいくつかあります。
①大きい虫歯で歯がほとんどなくなってしまっている
②歯が割れてしまっている
③歯周病で歯を支えている骨がなくなりグラグラになってしまっている
などの原因が挙げられます。

抜歯と診断された歯は、基本的には他の治療法がないため抜歯するしかないことがほとんどです。
しかし①②の場合は状態によっては抜歯せずに治療することができる可能性があります。

歯が骨より深い部分まで虫歯や破折などでなくなってしまっていると骨の中まで被せものを入れることができないため抜歯となりますが、なかには歯を引っ張り出すことで歯をなんとか骨の上まで出して被せものを入れることができることがあります。
その治療方法をエキストリュージョン(歯根延出)といいます。

今回は歯が割れてしまった患者様の歯を引っ張り出すことで抜歯せずに治療を行った症例をご紹介します。
「ピーナッツを噛んで歯が割れてしまい激痛がある」を主訴に来院されました。

麻酔をして割れた部分を取り除くと、歯が少し骨よりも深い位置までなくなってしまいました。

このままでは被せものを入れることができません。

患者様と抜歯をするか歯根延出をしてなんとか歯を残すか相談した結果、抜歯せずに治療を行うこととなりました。
まず神経がある歯だったので神経の治療を行い、その後矯正的歯根延出を開始しました。

割れた歯の前後の歯にワイヤーを取り付け、割れた歯にはフックを取り付け、ゴムを使って2週間かけて引っ張り出しました。

患者様は2週間の間口の中にワイヤーがある状態なので不快感は少しあるものの痛みはなかったとおっしゃっていました。
患者様によってはゴムを何度か交換する必要がありますが、この患者様の場合はすんなり歯が出てきてくれたのでゴム交換はしませんでした。
引っ張り出したあとは被せものを入れて治療を終えました。
もし抜歯と診断され迷っている方がおられましたら、このように抜歯せずに治療できる可能性があるのでぜひご相談ください。

かかる費用:保険外治療(5万円)←矯正的歯根延出のみの料金
かかる期間:2ヶ月(通院回数6回)(歯を引っ張り出す期間には個人差があります。)

歯並びを治す〜舌側矯正→ホワイトニング→ラミネートベニア〜

2020年06月12日

こちらの患者様は、歯並びを治したいと来院されました。

初診時のお口の状態がこちらです。

目立たない矯正を希望されたため、舌側矯正にて約2年半かけて矯正を行いましたが、右上二番目の歯が矮小歯のため、形を整えるため、矯正時にあえてスペースを開けて表面にラミネートベニアをする計画を立てて治療を開始しました。

矯正終了時、青矢印部分に仮歯を入れています。仮歯を入れた状態でホワイトニングを行い、白くなった歯に合わせてラミネートベニアを行います。

歯の形を整えて…

ラミネートベニアをセット。

 

治療後もきちんとメインテナンス・クリーニングに通っていただいており、5年経過した写真がこちらです。

5年が経過してもキレイな状態を保てています。

 

矯正治療…約2年半20回程度、月に一度来院 130万円(税別)

ホームホワイトニング…来院2回、自宅で2〜3週間 4万円(税別)

ラミネートベニア型採り…来院1回 1万5000円(税別)

ラミネートベニアセット…来院1回 17万円(税別)

歯列矯正治療(ハーフリンガル)からセラミック治療(差し歯)へ|名古屋栄の歯医者

2016年05月16日

この男性の患者様は歯並びの悪さを訴えて3年前に当院へお越しになりました。

顎が小さく、歯の並びきるスペースがなかったため、上下4本の第一小臼歯と呼ばれる前から4番目の歯を抜歯し、矯正治療をスタートさせました。

この患者様は、上の歯の裏と下の歯の表に矯正装置を装着するハーフリンガル(半分が舌側)という方法を選択されました。

上が裏に装置があるので目立たなく、下は表に装置があるので、舌感が良く、話したり食べたりに支障の少ない矯正方法です。

この患者様の向かって左の上の2番目の歯はもともとの歯の形が反対の歯より一回り小さい矮小歯(わいしょうし)だったので、最終的に必要なスペースを確保して、つけ爪のようなセラミックのラミネートべニアと呼ばれる方法で見た目の調和を取る治療を行うこととしました。

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矯正治療が終わり、

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ホワイトニングをして歯の色調を明るくしました。

治療予定の所が人工物で埋められているのでそこだけ色が変わっていないのが分かります。

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以下が治療後の写真です。がたがたしていた歯並びは、きれいになり、前歯も左右のバランスが取れ、患者様にも大変満足していただけました。

 

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価格は、約85万円。

矯正による治療後、ラミネートベニアを使用し口腔内の審美的バランスを整えた症例。

矯正のリスクとしては、リテーナーを使用しないと後戻りすることがある。

また、ラミネートニベアは過度の衝撃で割れることがある。

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奥歯のインプラント治療+部分矯正~名古屋市中村区の歯医者・歯科

2015年12月25日

今回はインプラントによって治療を行った患者さんを紹介します。

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上の写真の患者さんは何年も前に虫歯が原因で奥歯がなくなり、来院されるまでそのままの状態でした。

長期間この状態で放置されていた影響で歯を入れるスペースが不足していたため、インプラント治療を行うにあたり部分的な矯正治療も一緒に進めていくこととしました。

まずインプラントの土台を骨に埋める手術をおこなった後、

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部分的に矯正治療を行い、

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最終的な被せ物を入れて治療を終了しました。

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歯を失った場合の治療法はいくつかあります。

そのなかで今回選択したインプラント治療は、費用・期間がかかりますが様々なメリットが得られます。

歯を失ってお悩みの方は是非一度ご相談下さい。

 

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価格は約50万円。
インプラント埋入と部分矯正による治療。
リスクとして、外科治療に伴い、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
また、リテーナーを使用しないと後戻りすることがある。

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審美治療 with 矯正治療 ー 名古屋 栄 歯科 歯医者

2012年11月13日

こんにちは。

今回は、前歯の見た目の改善を希望されて来院された患者様です。

もともと、前歯が2本足りなかったようで、そのスペースを埋める為に真中の歯が左右に動いていってしまってます。

この状態から考えられる治療方法は、

1:矯正治療をせずに、被せ物やインプラント治療のみで審美治療を行う。

2:矯正治療を行った後に、被せ物やインプラント治療で審美治療を行う。

今回も、被せ物やインプラント治療を担当する歯科医師と矯正を担当する歯科医師とで、何度となく話し合いをした結果、患者様には矯正を行った後に審美治療を行うように提案しました。

話はそれますが、矯正治療を行わずに審美治療をすると、

1:今の前歯を4本削って幅を置きくして被せ物をする。

2:前歯2本を抜いてブリッジにして歯を作る。

3:前歯2本を抜いてインプラントにして歯を作る。

ただし、これらは見た目が悪かったり、健康な歯を抜いたり削ったりしなければいけません。

矯正後の治療でも、健康な歯を削ってはいますが、前歯を抜いてブリッジにした場合は歯が無い部分が4本分と長くなってしまう為、ブリッジが長く口の中で機能しない可能性が考えられます。

インプラント治療は、今回の患者様の顎の骨が細いので小さい径のインプラントでも不可能であるという結論を出しています。

本題に戻ります。

この患者様は、当院が提案した矯正治療+審美治療で了解を得れました。

ただし、このまま、直ぐに矯正治療に入ってしまうと、患者様と当院とのゴールの相違があるといけないので、まずは模型を作成し、患者様に模型を見て頂き、また患者様の意見を聞きながら、同じゴールを設定しました。

矯正を開始した写真です。

表から矯正装置が見えないリンガル矯正で行っております。

矯正治療も佳境に差し掛かってきました。

もう少しで矯正装置が外せそうです。

矯正装置を外した当日の写真です。

このままでは見た目が悪いので、その日のうちに前歯を削らしてもらいブリッジ仮歯を装着しています。

ブリッジ仮歯で3カ月程様子を見て、その間に患者様からの意見も聞き、最終形態の詰めをこの間に行っています。

最終的なオールセラミックブリッジが入った状態です。

  

治療前と治療後の写真です。

 

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価格は、約60万円。
セラミックブリッジによる症例。
デメリットとして、ブリッジの土台形成のために健康な歯を削る必要がある。

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前歯の色と出っ歯! ー 名古屋 栄 歯科 歯医者

2012年05月28日

今回は、前歯の変色と出っ歯の改善を希望されて来院されました。

 

     

 

上記の写真を見て頂ければ一目瞭然ですが、前歯2本のかなりの変色と出っ歯がわかると思います。

このまま、前歯だけを被せる方法で改善することも可能ですが、下から見ている写真を見ると下の前歯が前に出ている事によって、上の前歯が出っ歯になってしまっていると診断をし、被せるだけでは出っ歯を引っ込めるのに限界がある為、矯正治療による出っ歯の改善を行っていくことにしました。

 

下の写真の左側は矯正開始時で、右側は矯正終了時の写真になります。

前歯の位置が上下ともに改善しています。

  

  

  

  

  

矯正治療の場合、歯の根っこごと移動させる事が出来るので、唇の突出感から改善する事が出来ます。

横からの写真を再度見て頂けると、前歯の歯と歯ぐきの位置が矯正の前後で変化している事がわかると思います。

この状態から、今度は変色の改善のため、審美治療を行います。

 

変色の改善には、セラミック冠を被せるか、漂白を行うかの選択になります。

今回は、前歯4本をまとめて審美治療をしてくことになりました。

  

緑矢印はオールセラミック冠で、青矢印はポーセレンラミネートべニアで治療しています。

オールセラミック冠は分かるけど、なぜポーセレンラミネートべニアを行ったか?と思われると思います。

矯正治療前に模型上で左右の青矢印の歯の幅を測ったら向かって右側の歯の幅が左側の歯の幅に比べて0.7ミリ程度小さかったのです。

なので、矯正前に矯正医と相談し矯正後に審美治療で左右のバランスをとるように計画し、その分スペースを開けて矯正を終了してもらっています。

そのため、矯正が終了した時点では少しすきっ歯になっています。

 

下の写真は全ての治療前後の写真になります。

  

  

  

  

  

 

今後は、この状態を維持して頂くためにメンテナンスをして行く予定です。

 

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価格は、約90万円。
前歯部の出っ歯を矯正し、セラミックとラミネートベニアで変色を改善した症例。
リスクとしては、矯正部位が元に戻ったり、過度の衝撃によって被せ物が割れることがある。

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前歯の審美修復 ー 名古屋 栄 歯科 歯医者

2011年02月7日

今回は、矯正後に前歯の審美修復を希望された方です。

下の写真は、当院にて矯正が終了した時の写真です。

 

 

わかりにくいかもしれませんが、よく見ると歯の表面に、過去の治療で施された樹脂が入っており、表面の色がまだらになっています。特に気にされていたのが、下の歯がすり減ってガタガタになっていることでした。

その他にも、歯の形や、隙間など、より綺麗に仕上げたいとのことでしたので、オールセラミックを用いた治療法を行っていくことになりました。

 

治療後の写真がこちらです。

 

上の歯の前歯6本をオールセラミックのクラウン(被せもの)で、

下の6本の前歯はラミネートベニヤという、シェル状のセラミックを用いて治療しました。

右上の歯は、もともと3番目の犬歯が無かったため、矯正で4番目の小臼歯を3番目の位置に持ってきていました。

そのため、前から見たときに犬歯に見えるような形に仕上げました。

左右の歯の形が均等に整い、色調も含め整った口元となりました。

 

 

  

矯正治療後すぐでしたので、下の前歯の裏側に矯正の後戻り防止の、ワイヤーが入っています。

この方はおそらく、歯ぎしりの習癖のある方なので、セラミックの破折防止と、矯正の後戻り予防装置の機能を兼ねた装置を使ってもらい、また、しっかりと今後もメインテナンスを行っていこうと思います。

 

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価格は、約100万円。

矯正治療をした後に、オールセラミックを使用して審美性を改善した症例。

リスクとして、セラミック治療した箇所が過度の衝撃で割れることがある。

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親知らずを移動させる ー 名古屋 栄 歯科 歯医者

2010年02月22日

今回は、部分的な矯正を行った方を紹介します。

下のレントゲンを見てください。

上の歯で1本抜けているところがあります。

ここには、7番目の歯があったのですが、歯が根元までの深い虫歯によってボロボロになってしまい、抜歯をしなければならなかったのです。(矢印で示している歯は8番目の歯=親知らずです)

さて、この1本無くなってしまった所、どうしましょうか??

矯正歯科 名古屋 症例

矯正歯科 名古屋 症例 矯正歯科 名古屋 症例

親知らずと前の歯をつないでブリッジ、インプラント、それとも自家歯牙移植??

色々な方法が考えられますが、今回の患者様は、インプラントや移植のような外科処置がとても苦手な方であったこと、(抜歯ですら、精神的にとてもつらかったそうです)

そして、おう吐反射が(口の奥のほうに物入ると、オエッとなりやすい)が強いため、親知らずを削って型採りをするという事がこの方にとっては大変な苦痛になるということから、

矯正で親知らずを7番目の位置に移動させることにしました。

(上の写真の矢印で示した歯が親しらず、これを前に動かします)

親知らずとは、8番目の歯で、通常の一番後ろの歯(前から数えて7番目)のさらに奥に生えてくる歯のことです。

20歳前後で生えてくる人が多いですが、最初から全く存在しておらず生えてこない場合もあります。

生えてきても、かなり奥に生えているので、歯磨きがうまくできず、大きな虫歯を作ってしまったり、歯ぐきがはれてしまう事が多いため、抜いてしまうことがよくあります。

しかし、この方のように、親知らずが比較的よい状態で残っていた場合、うまく使ってあげることもできるのです。

矯正歯科 名古屋 症例 矯正歯科 名古屋 症例

これが装置が入った所の写真です。

1本の歯を前に移動させるだけなのですが、歯の移動のためにはこのような装置が必要になります。

矢印で示した所にゴムがかけてあり、ゆっくり時間をかけながら少しずつ親知らずを前に引っ張ってきています。

矯正歯科 名古屋 症例

矢印の所にあった、スペースが閉じてきました。

位置が安定した所で装置を外しました。

術後の写真が下の写真です

親知らずが、7番目の歯があったところにしっかり並んでいると思います。

矯正歯科 名古屋 症例 矯正歯科 名古屋 症例

矯正歯科 名古屋 症例

このように、場合によっては親知らずをうまく使う事が出来る場合があります。

この方は、矯正で動かしてきましたが、親知らずを別の場所に移植する事もあります。(以前のブログでも載せてありますが)

今回は、親知らずを使うことで、インプラントなどの人工物を使わずに自分の歯だけで失った歯を補うことができました。

患者様ひとりひとりのお口の中は違います。

お口のなか以外にも、様々な要素から、それぞれ患者様の選択できる治療方法も異なります。

そしてまた、医院側も、矯正や外科を含めたくさんの治療の選択肢を持っていることも重要だと思います。

患者様としっかり話し合い、多くの選択肢の中からベストな治療方法を選んでいく。それが重要な事だと思います。

 

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価格は約50万円。

矯正により抜歯した箇所を詰めた治療。

リスクとして、リテーナーを使用しないと後戻りすることがある。

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矯正 ~あごがズレている~part1 ー 名古屋 栄 歯科 歯医者

2010年01月18日

今回は矯正治療に苦労したケースを紹介します。

少し、長くなりますので、今回は今週と来週、2回に分けてお伝えしていこうと思います。

初診時 27歳の女性の方です。咬み合わせが悪いことがお悩みで来院されました。

もともと下顎が左にずれていて、左側の咬み合わせが上下逆になっています。

左側の2番目の歯は完全に内側に入ってしまっています。(正面からのの写真では、完全に隠れているため見えていません)

下の写真は初診時のものです。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

左側の咬み合わせが ひどくずれています。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

上あごと下あごの写真です。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

上あごと下あごを比べても、上あごの幅が小さく、下あごの幅が大きいことがわかります。

診断の結果、上下の歯列の幅をあわせるため、上あごには「クウォードヘリックス」というあごの拡大装置を

また下あごには「3Dリンガルアーチ」という装置をもちいることにしました。

また、全体的なガタガタをとるために、上下の歯を4本抜いて、咬み合わせに気をつけながら

歯列全体をまとめていくことにしました。

下の写真は 治療中の写真です。

上あごは、前から4番目の歯を2本抜いています。

上あごの幅を、拡大しながら矯正治療をおこなっています。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

下の写真は、下あごの写真です。

下あごは右の下4番目の歯と左下5番目の歯を抜いています。

「3Dリンガルサアーチ」を用い、弱い力で幅を狭くしていくように調整していきます。

左下の5番目の歯を抜いた理由は、奥歯の咬み合わせの関係が悪く

左下の奥歯を前方にずらして、より良い咬みあわせを作るためです。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

矯正治療開始後 1年3ヶ月後の写真です。

ガタガタは見違えるほどキレイになり、咬み合わせも良くなってきました。

顎間ゴムという小さなゴムを使用してもらいながら咬みあわせを作っていきます。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

上下のブラケットに橋渡しをするようにゴムをかけてもらいます。

基本的に食事の時以外は使用していただきます。

このゴムは、患者様自身に取ったり外したりしてもらうために、患者様の協力度が大切になってきます。

ワイヤーで締めて、残っている隙間を閉じていきます。

奥歯の咬み合わせもだんだん良くなってきています

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

下の写真は矯正装置除去後の写真です。

まだ上下の歯の真ん中のラインが若干ずれています。

しかし矯正治療期間が3年近くになったこともあり、矯正装置をはずすことになりました。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

左側の一番奥歯の咬み合わせが不十分です。

上あごの隙間を閉じるときに、少し歯列の幅が狭くなってしまったためと思います。

審美歯科 矯正歯科 名古屋 症例

一度矯正装置をはずしたこの患者様、実はこの方の矯正治療にはまだ続きがあるのです。

少し長くなってきましたので、この続きは来週お伝えしていきます。

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価格は、約85万円。
歯列矯正を行った治療。
リスクとしては、リテーナーをしないと後戻りすることがある。

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矯正治療後にオールセラミック治療を行った症例 ー 名古屋 栄 歯科 歯医者

2009年10月12日

今回は矯正で歯並びを整え 最後に前歯のセラミック治療をした症例を紹介します。

患者様は24歳の女性の方です。

下の写真は初診時のものです。 前歯がガタガタであることを主訴に来院されました。

確かに、前歯の咬み合わせが逆になっているところもあり、ガタガタが目立ちます。

向かって左側の2番目(青い矢印)の歯は小学生のときに虫歯で被せ物にしたそうです。

セラミック治療が施されているのですが、色が白すぎて、周りの歯と馴染んでいないのが気になりますね。

審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例 審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例

矯正の診断の結果、ガタガタを整えるために上下左右の4番目の歯を4本抜いて矯正治療をすることになりました。

最初の写真で示した、セラミック治療が施してある歯は矯正治療後に合わなくなることが予想できたため、矯正後やり直しになることをお話しました。

下の写真が矯正中の写真です。

矯正装置が目立つのが嫌ということで、「リンガル矯正」という方法で、治療を進めていくことにしました。

リンガル矯正とは、歯の裏側に矯正装置をつける治療方法で、正面から見たとき矯正装置がほとんど見えないというメリットがあります。

(下の左の写真が、装置をつけている状態の写真です)

内側に装置がくるので、表側の矯正装置に比べると、違和感は少し強くなりますが、装置が目立つのが嫌、という方にはオススメの方法です。

審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例 審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例

下の写真は矯正終了後の写真です。治療期間は2年5ヶ月でした。

やはり向かって左側の2番目の歯は、歯ぐきと被せ物の境目が見えてきているため、やり直していくことにしました。

このように人工の被せ物は矯正後に形が合わなくなることが多いので、矯正診断の際に初めからやり替えの必要性を患者様にご説明し、ご理解をいただいています。

今回は、前歯の被せ物をやりなおすことが決まっていたので、最終的な被せ物を入れたときに、左右の歯ぐきのラインが合うように、わざと2番目の歯の位置を下に下げて歯並びを整えています。(青い矢印の歯が、反対側の歯に比べて、少し長く見えると思います。こうすることで、歯ぐきの位置は左右とも揃ってきています。)

審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例 審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例

 

審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例

矯正後 全体の歯の色を白くするためホワイトニングを行い、その後にオールセラミック治療を行いました。

下の写真は、現在の写真です。

緑の矢印の歯が、オールセラミックの被せ物がしてある歯です。

歯ぐきのラインをあわせたことで自然な形にしあがっています。

下の写真、実は治療後3年経過したときの写真です。

長期に渡り、矯正後の歯並びの安定がみられ、被せ物の色、かたちが揃っていています。

右の写真、矢印の歯は、金属の詰め物をセラミックの詰め物に変えてます。

審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例 審美歯科 矯正歯科 オールセラミック治療 名古屋 症例

治療を通し、患者様にも大変喜んでいただき、その後もメインテナンスに定期的に通っていただいてます。

 

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価格は、約100万円。
矯正治療とオールセラミッククラウンによる症例。
リスクとして、リテーナーを使用しないと後戻りすることがある。

また、セラミッククラウンが過度の衝撃で割れることがある。

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