2022年06月10日
歯科医院で被せ物を作る時には
印象材と呼ばれる粘土のようなモノで型を取りますよね?
口に中いっぱいになり気持ちがいいモノではありません。
当院ではPrimescanと呼ばれるカメラを用いて、直接口の中を撮影することで
コンピュータ上に3次元的に口の中を再現することが可能です。
以前のものよりも高性能になりましたので、小さな詰め物から被せ物やブリッジ、インプラントの被せも作製可能となりました。

(PrimeScan)

(従来の方法で模型作製)

口腔内カメラで撮影したコンピュータ上の3D模型
この3D模型上でセラミックを設計し作製していきます。
Primescanを用いたセラミック治療は
通院回数2回、型取り1万5千円、セラミックの被せ物20万円(税別)です。
従来の方法と値段は変わりませんが、時間も数分で終わり、型取り時の不快感も従来の方法と比べて少ないです。
型取りの時に嘔吐反射がある方にもおすすめです。
2020年06月26日
ドライマウスをご存知ですか。
ドライマウスとは、様々な原因により唾液が減少し、口の中が乾燥する病気です。
ドライマウスの原因
①緊張やストレス
②口呼吸
③薬の副作用
④放射線治療による影響
⑤口腔周辺の筋力の低下
⑥その他の疾患(シェーグレン症候群、更年期障害、腎不全、糖尿病など)
ドライマウスの治療法
治療方法は原因により異なるため、日常生活に支障をきたすほどの状態であれば早めに歯科医院を受診し、適切な治療をしましょう。
ドライマウスの予防法
① こまめに水分補給する
② キシリトールガムを噛む
③ 鼻呼吸を意識する
唾液の分泌は口腔内の健康維持に大きく関わっているため、ドライマウスになると、虫歯・歯周病の発症リスクが高まったり、食事が困難になったり、舌の痛みや口臭が悪化します。
その改善方法として、唾液を増やすにはストレスなどの要因を取り除くことも必要だが、よく噛んで食べることで唾液の分泌が促進されます。
歯が抜けたままになっていたり、虫歯や歯周病で痛みや噛み合わせに不調があると、咀嚼が行いにくく噛む回数も減ります。
唾液の分泌量を維持するためにも、定期的なメインテナンスを行い、お口の中の健康を維持していくことが大切です。
2016年02月8日
今回紹介する患者さんは、奥歯の10年以上前に治療した銀歯に虫歯で穴が空いている状態でした。下の写真の矢印の箇所です。

現在歯科の治療では、以前にはなかった様々な新しい材料が使用されています。しかし、保険の銀歯は何十年も前から変わらない材料が使われており、この銀歯の再治療がとても多いのが現実です。
この再治療を極力減らすため、現在虫歯の治療でおすすめしている材料がセラミックです。
自費での治療となりますが、保険の制約がないため詰め物をする際に必要な接着材も今ある材料で最も優れたものを使用することが出来ます。
今回の患者さんはセラミックによる治療を選択されました。
まず古い金属を外し、虫歯を削って形を整えます。

その後型どりを行い、出来上がったセラミックを装着しました。

セラミックを用いた治療に興味のある方は一度お問い合わせ下さい。
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価格は、約5万円。
セラミックを使用した治療。
リスクとしては、過度の衝撃によって割れることがある。
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