前歯のインプラント治療 ー 名古屋 栄 歯科 歯医者
2011年01月24日
前回に引き続き、前歯のインプラント治療のケースです。
左上の歯の、被せものが取れたとのことで受診されました。
みると、歯は歯ぐきの中の方まで折れてしまっており、
このままこの歯に被せものをすることはできない状態になっていました。
患者さまには、治療方法として、
①今残っている歯を使うため、歯の周囲の骨と歯ぐきを下げ(クラウンレングスニング)、セラミック治療をする。
②抜歯しインプラント治療を行う。
この二つの治療計画を提示させていただきました。
カウンセリングの結果、インプラント治療を行っていくこととなりました。
インプラントを植えた後の写真です。歯を抜くと同時に、インプラントを植えました。
青くキャップのように見えているのがインプラントが入っている部分です。
インプラントは、植えてから、骨としっかりくっつくまで力を加えずに置いておく時間が必要です。
そのため、このように裏側がくりぬいてある仮歯を入れて力がかからないようにしてあります。
今回は、インプラントを植えてから3カ月ほどおいて、下のように、インプラントから直接立ち上がる形の仮歯に変えました。
この仮歯で使ってみて問題がないかどうか、などを確認したのちに最終的な被せものを作っていきます。
下の写真が最終的に、インプラントの上に、セラミックの被せものが入ったところの写真です。
自然な仕上がりに、患者さまも喜んでいただきました。
また、今は、メインテナンスにしっかり通ってくださっています。
今後は、このインプラントをきれいに長持ちさせるよう、一緒に頑張っていかなければなりませんね
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価格は約45万円。
インプラント埋入とセラミックの被せ物による治療。
リスクとして、外科治療に伴い、痛み・腫れ・出血などの可能性がある。
また、過度の衝撃で割れることがある。
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