静脈内鎮静法 ー 名古屋 栄 歯科 歯医者
2012年09月21日
今回は、インプラント手術の際に併用することの多い「静脈内鎮静法」のついて紹介します。
静脈内鎮静法とは、意識を失わせることなく不安感や緊張を和らげる方法です。静脈内に鎮静剤や鎮痛剤を投与する事により、術中の痛みや恐怖心などが無くなり、術後の腫れや痛みも少なくなります。ただ、全身麻酔とは違って、意識が完全に無くなる事はありません。
< 静脈内鎮静法の特徴>
・気分が落ち着く
・痛みなどを含め治療中のことを覚えていない(健忘効果)
・治療時間が短く感じられる
・精神的な緊張が和らぐことで血圧や心拍数なども安定し、高血圧や心臓病など全身 疾患をお持ちの方でも安心して治療が受けられる。
・嘔吐反射が強い患者さんも、治療中の吐き気(えづき)を抑え、楽に治療することが出来る。
患者さんの感想として最も多いのが、『いつの間に手術が終わったのか分からなかった』というものですが、 『ひさしぶりによく眠った』『いつの間に始まったのか分からなかった』と言う方もいました。
静脈内鎮静法終了後は自分で歩けますが完全に切れるまで時間がかかりますので、車の運転や自転車での帰宅はできません。
興味のある方は、お気軽にご相談下さい。