歯列矯正治療(ハーフリンガル)からセラミック治療(差し歯)へ|名古屋栄の歯医者
2016年05月16日
この男性の患者様は歯並びの悪さを訴えて3年前に当院へお越しになりました。
顎が小さく、歯の並びきるスペースがなかったため、上下4本の第一小臼歯と呼ばれる前から4番目の歯を抜歯し、矯正治療をスタートさせました。
この患者様は、上の歯の裏と下の歯の表に矯正装置を装着するハーフリンガル(半分が舌側)という方法を選択されました。
上が裏に装置があるので目立たなく、下は表に装置があるので、舌感が良く、話したり食べたりに支障の少ない矯正方法です。
この患者様の向かって左の上の2番目の歯はもともとの歯の形が反対の歯より一回り小さい矮小歯(わいしょうし)だったので、最終的に必要なスペースを確保して、つけ爪のようなセラミックのラミネートべニアと呼ばれる方法で見た目の調和を取る治療を行うこととしました。
矯正治療が終わり、
ホワイトニングをして歯の色調を明るくしました。
治療予定の所が人工物で埋められているのでそこだけ色が変わっていないのが分かります。
以下が治療後の写真です。がたがたしていた歯並びは、きれいになり、前歯も左右のバランスが取れ、患者様にも大変満足していただけました。
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価格は、約85万円。
矯正による治療後、ラミネートベニアを使用し口腔内の審美的バランスを整えた症例。
矯正のリスクとしては、リテーナーを使用しないと後戻りすることがある。
また、ラミネートニベアは過度の衝撃で割れることがある。
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