25時間』
『やる時間がないの!』と口にしたことはないですか?
『やろうとは思っているんだけど時間が…。』といつも考えていませんか?
 何かをするのをやめるときに“時間がない”ことを理由にした経験は、ほとんどの人にあるはずです。しかし世の中のすべての人にとって1日の時間は24時間、平等に与えられているのです。与えられた時間をどのように有効に使うかが、目標の達成に大きく関係してきます。“とは言うものの、時間がないのよねぇ〜”とまだ言っている、そこのあなた!時間は勝手にできるものではなく、時間は自分で作るものということを知りましょう。一度思い出してみてください。今までにやることがなくてダラダラしていた記憶はありませんか。何となくテレビを見ていたことはありませんか。時間は余っているのです。そういった時間を有効に使うのです。ではどうすれば時間を作ることができるのでしょうか。

まず『やりたいこと(やらなければならないことも含みます)』と『どちらでも良いこと(やりたくないことも含みます)』を分けることから始めましょう。何故『やりたいこと』と『どちらでも良いこと』を分けるかを説明します。最初に『やりたくないこと』から決めると、『どちらでも良いこと』、つまりやる必要のないことが『やりたいこと』に含まれてしまうからです。

 それができたら@『やりたいこと』は必ずやるようにします。これは多分簡単でしょう。それと同時にA『どちらでも良いこと』は必ずやめます。これは慣れるまでとても難しいです。当然B『やりたくないこと』、『やる必要のないこと』はやめます。これの方がまだ簡単かな?これらをやるだけでかなりの時間ができてくると思います。時間ができたところで、次にその有効な使い方を説明します。このまま『やりたいこと』ばかりしていくと、サッカーばかり・遊んでばかりになり、当然、成績は急降下!お父さんお母さんの目尻は急上昇!怒りが頂点に達します。時間の整理ができたのだから次に『やりたいこと』をやっているのだから、当然C『やる必要のあること』をやっていきます。
 『やりたいこと』=サッカー、『どちらでも良いこと』=あまり面白くないテレビ番組、『やる必要のあること』=勉強、などを当てはめると分かりやすいと思います。
 最後にDこれらのことをノートに書いていきます。まず明日やることをノートに書くことから始め、それを続けていくうちに、明日が明後日に、1週間が1ヶ月に、というようにどんどん計画を立てていきます。そして毎日それを見て行動します。また何となくボ〜ッとしてしまって時間が余っているなって思ったときにノートを見ます。そうするとそこには『やりたいこと』と『やる必要のあること』がたくさん書いてあるので、時間を無駄に過ごす必要がなくなります。
 まずちょっとしたことから実践してみてください。例えば今まで見ていたテレビ番組を一つ減らし、その時間を勉強に当ててみてください。成績は急上昇!?するかもしれません。責任は持ちませんが…。