 
     この患者様は左下奥歯が噛むと痛いということで来院されました。
残念ながら歯の根っこが破折しており、抜歯となりました。


抜歯後4~6か月の骨の治癒期間を経てインプラントを埋入します。

インプラントがしっかりと骨に固定される免荷期間を経て、歯茎が整ったら土台を固定し、ジルコニアの上部構造を装着します


装着後のX線写真でインプラント体が骨に囲まれているのがわかります。
インプラントは術後このようにしっかりと固定され、十分な骨に囲まれていても、細菌のコントロールができなければ、インプラント周囲炎と呼ばれる天然歯でいうところのの歯周病になっていってしまいます。
日々の不良な清掃状況のまま、定期的なメインテナンスを受けないでいると天然歯同様、歯周病細菌に侵され、歯茎の腫れ、出血、さらにはインプラント周囲の骨が破壊されなくなっていきます。
インプラントは天然歯ではないので周囲の歯茎の抵抗力も弱くなるため、より口腔内の環境を整えることが大切となります。
長期にわたり快適なインプラントを維持するためこの患者様は3か月に1度のメインテナンスを継続されています。


6年たった今でもインプラント周囲の骨は維持されており、歯茎の状態も健康的に保たれています。
【インプラント治療】
治療回数  抜歯後より7~8回
治療費   インプラント治療一式  ¥740,000~ (税抜き)
 
     
             
                 
             
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