対談・インタビュー

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ドクターメッセージ

飯田吉郎

理事長飯田吉郎

先生にとっての「歯科医療」とはなんですか?

理事長

歯科医療は、次のように私は定義しています。

「自分にとっての歯科医療」
仕事であり、大きなやりがいを感じることであり、人生でもあります。

「患者様に対して私が考える歯科医療」
医療人として、そして人として、まっとうな治療を届けたい。

歯科医療は、非常に小さな領域での作業となりますので、正直、患者様はその治療の良し悪しを明確に理解することが出来ません。そのため、ごまかそうと思えばいくらでもごまかすことができる領域でもあります。しかし、それをやってしまうと、そもそも「医療人」ではなくなりますし、「人」でもなくなります。

私はこの仕事、そして自分が提供している治療に誇りを持っています。
その誇りを自らの手で汚すことは自分自身を裏切ることになります。

どのような状況であったとしても「ごまかさない医療」「手を抜かない医療」。

非常に当り前のことですが、これが私の行動指針の1つであり、医院としての行動指針の1つでもあります。

患者様とはどのような関係性を築いていますか?

患者に笑顔で説明する医師

治療になると、やはりどの患者様も最初は緊張されていますので、その緊張を極力緩和させるような環境作りをしています。

その中で特に意識して行っていることは「患者様のすべての言動に敏感になる」ということです。患者様は言葉だけでなく、さりげないしぐさから私たちに多くのメッセージを送ってくれています。

もっと言ってしまいますと、雰囲気、立ち振る舞い、身振り手振り、表情の方が、言葉よりも雄弁に患者様の想いを伝えているものです。私たちはそれに敏感に反応し、患者様が本当にして欲しいことを把握する必要があります。

また、一昔前までは、暗黙の了解として、ドクターが上、患者様が下というような上下関係が存在していました。これでは患者様の想いが反映されない、術者側の独りよがりな治療になってしまう傾向があります。

それではいけません。

患者様との立場関係に関して、当院は基本的に「対等・同じ目線」での関係性を築いています。
しかし、そこには「医療人としての品位と威厳」は失なわずにという前提があります。
術者側にこの品位と威厳という「意識」が失われてしまうと、「プロ」という認識が希薄になります。
患者様の身体を預かる私たちはそれを失ってしまってはいけません。
また、身体を預けて下さる患者様にとっても、私たちは常に「プロ」であり続けて欲しいと思っています。

治療中の医師

最近では、「患者様と対等である」という言葉をうのみにしてしまうドクターが多くいます。 しかし、それだけでは患者様との本当の信頼関係は築けないと私は考えます。

これまでの人生でターニングポイントはありましたか?

理事長

もちろんあります。
大学卒業後すぐに勤務した院長先生の教えが今の自分の基盤となっています。
この先生からは次のことをよく言われました。

「自分が行った仕事の記録を残しなさい。しかも綺麗に。それが自分の足跡となります」

その当時は、この言葉の本当の意味は理解せず、ただただ、自分が治療した症例を写真に収め、綺麗に保管していただけでした。

しかし、この習慣を続けていたある時、初めてその言葉の意味を理解しました。

「何事もやりっぱなしだと深く考えることはない。しっかりとした形で記録に残すことで、自分の治療を見つめなおす機会が与えられ、そこで初めて成長が生まれる」

これを継続することで自分のやっていることに対しての意義、やりがい、誇り、面白さが生まれてくるものです。

今現在、私は人を指導する立場にいます。
もちろん、この教えをしっかりと伝えています。
もっと、もっと、この仕事に誇りを持ち、好きになってもらえるために。

患者様に伝えたいこと

当院は、優れた「医療技術・設備」を整えた総合歯科医院です。
これは誇張ではありません。

つまり、材料・テクニックなどすべて含め適切な治療を受けられるということでもあります。

これをこのような場で宣言することは医院経営をする上で1つのリスクと考えることもできます。
しかし、それを宣言できないという事は、患者様の身体を預かる医療従事者として失礼に当たります。

患者様にとって我々医療人は最後の砦なのですから。

現状に決して甘んじることなく、万全の態勢を常に維持させること。
これが、心から私たちに頼ってきて下さる患者様への礼儀と私は考えます。

富田慎

理事富田慎

この仕事をしていての「やりがい」を教えてください

理事

かなり昔、歯がないおばあさんの治療をした際、「お豆さんが食べれるようになったよ。ありがとう」とおっしゃっていただいたことを今でも鮮明に憶えています。

私たちにとって、失ってしまった歯をインプラントや入れ歯などで治療をし、以前のように噛みやすいようにすることは当然の仕事ですので、その当時は、患者様からいただく感謝の声は、それほど私の大きなやりがいになっていたわけではありませんでした。

しかし、このおばあさんからいただいた言葉は、なぜかこれまでと違う重みを私は感じました。

なぜ、これまでにない重みを感じたかというと、「食事がおいしくたべられる」という事の重大さを本当の意味で実感できたためです。

つまり、私達、歯科医師が行っていることは単なる治療ではなく、「人の人生を少しでも幸せにできる可能性を持った治療」であるということを改めて気づかされ、やりがいと共に大きな責任を感じるようになりました。

これまでの歯科医師人生、大きなターニングポイントはありましたか?

話をする理事長と理事

大学の麻酔科にいた時の経験が、今の私の基礎となっています。
その当時の先生は非常に厳しく、やめる人もたくさんいる有名なところでした。

ここでは様々なことを教わりましたが、特に自分の歯科医師人生のターニングポイントとなったことがあります。

それは「科学的なものの考え方とその実践」です。

歯科医療はエビデンス(科学的根拠)に基いた治療でなければなりません。
つまり、様々な検証がされ、効果があると立証された治療でなければならないという事です。医療の世界は日進月歩であり、まだ科学的根拠が立証されない段階で治療に利用されることもあります。しかし、患者様は実験台ではありません。しっかりと科学的根拠に基き「本物を見極める目」を養う大切さを学びました。

そして、いくら科学的根拠があったとしても、実際に治療をし、その責任を取るのは自分自身に他なりません。そのため、当時の先生からは「自分の目で確かめろ!」と何度も何度もいわれたことを今でも思い出します。

これらは医療人としては当然のことです。
この仕事は、患者様の身体に介入する仕事です。
場合によっては「命」、そして「その人の人生」を預かる仕事ですので、どのような妥協も許されてはいけません。

ここでは私の基礎となる、医療人としての考え方、行動規範を学ばせて頂きました。

歯科医療に携わる上で「譲れない」部分はありますか?

「自分に正直に生きる」ということでしょうか。
これは人生を歩む上でも、医療に携わる上でも同じ考えです。

医療に関してお話しすると、「自分に正直に生きる」ということは「自分に妥協しない」ということと、私の中では同一の意味となります。

そのため、常に、自分の行った日々の診療を振り返り、妥協はなかったかと自問自答します。
「もっとこうやればよかったのではないか・・・」「もっとこうすれば早く治療をすすめることが出来たのではないか・・・」など。

これまで自分自身に100点を与えたことはありません。
自分自身に100点を与えることは1つの妥協だと私は考えます。

私の身体が続く限り、常に100点をめざし、試行錯誤する。
この姿勢が大切だと私は考えます。

ナディアパークデンタルクリニックを一言で表現すると?

『自分たちの技術に誇りを持ち、日々それを実行できるよう、すべてを怠らない医院』 手前味噌ですが、これが本心です。

患者様へのメッセージ

笑顔の理事と患者

当院ではどのような状態の患者様でも対応できる総合歯科医院であることを自負しております。そして、どのような患者様でも満足していただき、かつ、しっかり治すという気持ちで常に向き合っています。

しかし、歯科医療は私たちだけが頑張ったとしても限界があります。
患者様も「治したい!」という強い想いがあることで本当によい治療が達成できるのです。

この想いに共感していただける方、是非、共にお口の健康、ひいては身体の健康を追求していきたいと思っております。

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