親知らずの抜歯

親知らずの抜歯

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親知らずの抜歯

親知らずでこんなお悩みありませんか?

☑ 親知らずの歯茎が炎症で腫れている
☑ 親知らずのせいで歯磨きがしづらい
☑ 抜く必要があるのか相談したい
☑ 抜歯に恐怖や不安がある
☑ 親知らずから臭いや変な味がする
☑ 親知らずが変な方向に生えてきた

親知らずとは、前から数えて8番目、一番奥にある歯のことです。
この歯は、永久歯の中でも最後に生えてくる歯で、一般的には10代後半から20代前半にかけて生えてきます。

こうしたトラブルがある場合には、抜歯の必要があるのか、経過観察にするのかなどの治療方針を提案させていただきますので早めに当院にご相談ください。



親知らずの痛みの原因

親知らずは歯ぐきに半分埋もれて生えることが多く、汚れが溜まりやすいため炎症(智歯周囲炎)を起こしやすい歯です。
特に20歳前後に多く見られ、悪化すると顔の腫れや口が開きにくくなることもあります。
治療は抗菌薬や鎮痛薬で炎症を抑え、必要に応じてうがい薬も使用します。
症状が落ち着いた後、歯ぐきを切開して親知らずを出しやすくする処置(歯肉弁切除)を行いますが、斜めや横向きに生えている場合や炎症を繰り返す場合は、抜歯が必要になることもあります。

炎症を放置するリスク

親知らずのまわりに炎症があるのにそのまま放っておくと、炎症が広がって「顎骨周囲炎(がっこつしゅういえん)」という病気を引き起こすことがあります。
この病気になると、顔が腫れたり、口が開きづらくなったり、食べ物を飲み込むのがつらくなったりと、日常生活に大きな支障が出てしまうことがあります。
さらに、腫れが喉の方まで広がってしまうと、気道がふさがれて呼吸が苦しくなり、命にかかわるような重い症状になることもあるのです。
また、炎症をくり返していると、炎症が骨の中まで進んで「骨髄炎(こつずいえん)」というさらに治療が難しい状態になることもあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、親知らずのまわりに違和感や痛みがある場合は、早めに歯科を受診することをおすすめします。

親知らずの抜歯、したほうがよい?

〇抜歯が検討される主なケース

親知らずが虫歯になっている

親知らずは口の一番奥に位置しているため、治療器具が届きにくく、またお口を大きく開ける必要があることから、治療が難しい歯です。たとえ治療が可能であっても、日常のケアが行き届きにくいため、再び虫歯になるリスクが高い傾向にあります。

横向きに埋まり、手前の歯に悪影響がある

横向きに生えている親知らずが、隣接する歯に圧力をかけたり、炎症を引き起こしたりすることがあります。特に、手前の歯の根が吸収される「歯根吸収」という状態が進行するおそれがあり、このような場合は親知らずの抜歯が必要になります。

中途半端に生え、周囲に炎症が起きている

歯の一部だけが歯ぐきから出ていると、どうしても汚れがたまりやすくなります。その結果、周囲の歯ぐきに炎症を起こし、腫れや痛みを繰り返す原因となります。このような状態が続くと、抜歯を検討する必要があります。

嚢胞(のうほう)ができている

親知らずが顎の骨の中に完全に埋まっているケースでも、レントゲンで袋状の影が確認されることがあります。これは「嚢胞(のうほう)」と呼ばれる膿のたまりで、放置すると顎の神経を圧迫したり、痛みや腫れを引き起こす可能性があります。このような場合も、抜歯を含めた治療が必要となることがあります。

×抜歯しなくて良いケース

親知らずは、必ずしも抜歯が必要な歯というわけではありません。たしかに適切に生えないことが多い歯ではありますが、「不要だから抜く」といった理由だけで安易に抜歯を行うことはありません。
正常な位置にまっすぐ生え、しっかりと噛み合わせに関与している場合には、そのまま機能させることが望ましいと判断されます。
また、手前の奥歯が失われているような場合には、親知らずをブリッジや入れ歯の支え(支台歯)として活用できる可能性もあります。
このように、親知らずは状況によっては残しておいた方が有用なこともあり、患者様一人ひとりの状態を丁寧に確認したうえで、最適な対応を検討していきます。

抜歯を検討する最適な時期は?

親知らずを抜くタイミングとしておすすめなのは、20代

親知らずは20代のうちに抜歯するのが理想的です。
この時期は根が未完成で神経からも距離があり、あごの骨もやわらかいため、抜歯のリスクが低く腫れや痛みも少ない傾向にあります。
一方、30代以降になると根が完成し神経に近づくことで麻痺リスクが高まり、骨も硬くなって抜歯が難しくなることがあります。
ただし、早すぎても抜きにくい場合があり、虫歯が進行すると周囲の歯にも影響を及ぼす可能性があります。適切な時期に抜歯を検討することが大切です。

親知らずの抜歯は、口腔外科専門の当院へ

1.各分野の専門家が連携する、高度で安心な治療

当院は、厚生労働省に認定された「名古屋大学医学部」および「岡山大学病院」の臨床研修施設です。これは、国から設備や技術力、実績が高く評価された医院にのみ与えられる認定です。大学病院と同レベルの治療環境と最新の医療機器を整えております。
インプラントや口腔外科治療では、5年以上の診療経験を持ち、年間50件以上・累計300件以上の実績をもつ、日本口腔外科学会認定の専門のドクター(厚生労働省認定インストラクター)が担当いたします。
当院には、国内外での講演やセミナー経験をもつ歯科医師が在籍し、それぞれの専門分野で豊富な臨床経験を持つプロフェッショナルがチームを組んで治療を行います。各分野のスペシャリストが連携することで、より質の高い治療をご提供できるのが当院の強みです。

2.抜歯の必要性を的確にジャッジする丁寧なカウンセリング

親知らずの抜歯による痛みには個人差があり、過去の治療経験や不安・恐怖心が影響していることも少なくありません。当院では、患者様の気持ちに寄り添いながら、丁寧なカウンセリングと精密な検査を行い、親知らずの状態をしっかり確認したうえで治療方針を決定します。
抜歯が本当に必要かどうかを慎重に判断し、経過観察も含めた選択肢をご提案いたしますので、安心してご相談ください。

3.痛みに配慮した負担のない抜歯

「神経が近い」「抜歯が難しい」と言われたケースでも、当院では多くの場合、問題なく対応が可能です。親知らずの抜歯は怖い・痛いという印象を持たれがちですが、適切な麻酔により、ほとんど痛みのない処置が可能です。
当院では、まず表面麻酔を行い、その後ゆっくりと局所麻酔を注入することで、麻酔時の痛みも最小限に抑えています。また、精密な検査をもとに痛みの少ない方法を選択し、安全に治療を進めますので、どうぞご安心ください。

4.充実した先端機器による精度の高い治療

3次元的に画像を診断することができる歯科用CTや、患部を拡大視野化で診ることができるマイクロスコープ、歯をスキャンするだけで歯型をとることができる口腔内スキャナーなど、より精密な治療のために先端設備を導入しています。
そのため、親知らずの⽣えている⽅向、⼤きさなど正確な情報を得た上で、治療を⾏なうことができます。
親知らずを安⼼・安全・早く抜けますので、少ない痛みで抜⻭を⾏うことができます。
明らかに抜歯による神経損傷のリスクが高いケース以外は基本的に抜歯可能です。

5.他院で断られた症例にも対応可能

他院で「難症例のため抜歯できない」と断られた方も、当院へご相談ください。
親知らずの抜歯を専門に学んだ歯科医師が多数在籍し、難しい症例にも適切に対応いたします。
また、当院には口腔外科の専門医も揃っており、埋伏歯の抜歯はもちろん、歯の移植や破折、粘膜のできもの、外傷など幅広い治療が可能です。
他院で対応できなかった症例についても、ぜひご相談ください。

親知らずの抜歯の流れ

STEP1 初診カウンセリング

患者さまのご希望をお聞きし、総合的な判断によって治療方法をご提案します。
治療に要する日数、抜きたい本数、手術に対する不安感などをカウンセリングの際に伺い、治療プランに落とし込みます。
不安なことや不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。

STEP2 精密検査

口腔内診査・レントゲン撮影など、親知らずの診察をしっかりと行います。
通常のパノラマレントゲンを撮影した後に、必要な症例ではCT撮影を行います。

STEP3 治療のご説明

診査・診断の結果をもとに、抜歯すべきか経過観察にすべきかを客観的に判断し、理由とともに丁寧にご説明いたします。抜歯をする場合は、今後の治療の流れや処置内容・処置時間、術後の想定される症状などをお伝えしたうえで、抜歯の日程を決定します。

STEP4 麻酔

抜歯処置の際に痛みが出ないように麻酔を行います。
麻酔自体の痛みを心配される患者様もいらっしゃいますが、当院では麻酔自体も痛くないように工夫していますのでご安心ください。

STEP5.抜歯処置

抜歯を行います。症例にもよりますが、難しいケースでも30分以内で終わります。少しでも患者様の負担を軽減できるよう努めていますので、ご安心ください。
抜歯処置が済んだら20分間ガーゼを強く咬んで止血します。
細菌感染や腫れの予防のため、抗生剤と痛み止めの薬を処方しています。

STEP6 経過観察

多くの場合は、1週間後に抜糸をします。難症例やリスクが高い症例の場合は、その後も消毒や経過観察をさせていただくことがあります。
なお、個人差はありますが、抜歯後の腫れや痛みは1週間程度で治まってきます。
抜歯した場所はくぼんでいるため、食べ物が詰まりやすかったり、手前の歯が知覚過敏になったりすることがありますが、歯肉が治り(約2ヶ月)、骨が治れば(約4ヶ月)、このような症状は解消されます。

費用について

親知らずの抜歯にかかる費用は、検査内容や歯の生え方、抜歯の難易度によって多少異なりますが、多くの場合は健康保険の適用範囲内で処置を行うことが可能です。
ご不明な点やご心配な点がありましたら、事前にご説明いたしますので、安心してご相談ください。

Q&A

抜歯後はどのように過ごせばいいの?

親知らずの抜歯後は、適切なケアを行うことで、痛みや腫れ、感染などのリスクを軽減することができます。
まず、抜歯当日は飲酒や激しい運動は避けてください。血流が良くなりすぎることで、傷口(抜歯窩)にできた血の塊「血餅(けっぺい)」が剥がれてしまうことがあります。
これにより、強い痛みを伴う「ドライソケット」という状態になる可能性があります。また、出血が長引いたり、腫れが強く出ることもありますので、熱いお風呂は控え、シャワー程度にとどめましょう。

ドライソケットとは何ですか?

抜歯した後の穴に生じる血の塊が分解・消失してしまうと、顎の骨が露出してしまいます。骨が露出すると骨が乾燥して、激しい痛みを伴うようになります。
これを、ドライソケットを言います。
親知らずの抜歯後、ドライソケットの症状が現れたら、お早めにご来院ください。

抜歯後の食事で気を付けることは?

抜歯時には多くの場合、麻酔を使用します。麻酔が切れるまでは、口の中を噛んでしまったり、感覚が鈍くなっていることがありますので、食事は慎重にゆっくり取りましょう。
また、辛いものや熱いもの、硬い食べ物は刺激となり、痛みや違和感の原因になることがありますので、控えていただくことをおすすめします。
まれに、炎症が顎の関節まで広がると、顎関節症のような症状(口が開けづらい、顎が痛むなど)が現れることもあります。
そのような症状が出た場合には、速やかにご相談ください。

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