
「野生の動物はむし歯になりにくい」と聞いたことはありませんか?
これは、糖分の少ない食事をしていることに加え、“むし歯が進行するほど長く生きない” という理由もあります。
その一方で、私たち人間は医学や生活環境の発達により、現在では人生100年時代と言われるほど寿命が延びました。
長く生きるということは、歯や口の機能を使い続ける時間も長くなるということです。
そのため、高齢になるにつれてむし歯や歯周病のリスクも増え、口腔機能の低下が起きやすくなります。
実はこの“口の衰え”こそが、健康寿命を阻害する大きな原因となります。
フレイル(虚弱)は、筋力低下や体力の衰えによって生活機能が落ちてしまう状態です。
そして近年の研究では、全身のフレイルの始まりは口腔機能の低下=オーラルフレイルであることが多いとわかってきました。
オーラルフレイルの典型的な流れはこうです。
歯の欠損や噛みにくさ
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硬いものが食べられなくなる
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柔らかいものばかり食べるようになる
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噛む力・口輪筋・舌の筋力が低下
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飲み込みにくさ、会話の低下、食欲減退へ
この負の連鎖が続くと、身体の衰えだけでなく、外出しない・人と話さないなど社会的なつながりの喪失も起き、心身の機能低下につながっていきます。
特に80歳前後の女性たちの生活を調査したところ、元気に過ごしている方々には共通点がありました。
●毎日外出する用事を作り、人との交流を大切にしている
●趣味やボランティアなど、“社会とのつながり”を持っている
●そのうえで、口元・歯の健康を強く意識している
歯は食べるための道具だけでなく、
●きれいに話す
●表情をつくる
●若々しい見た目を保つ
●周囲とコミュニケーションを取る
といった、社会参加・生きがいに深く関わる器官なのです。
80歳前後の女性たちの中でも、
自分の歯を20本以上保っている(8020達成)人と、歯を多く失った人の間には大きな差がありました。
8020達成者の特徴は、
●若い頃から予防意識が高い
●定期的に歯科に通っている
●セルフケアの情報を積極的に取り入れている
●歯ブラシだけでなくケア用品を上手に使い分けている
という点でした。
一方で、歯を多く失った人は、
生活習慣や育児・家事の忙しさでケアが後回しになり、
昔の磨き方の癖がそのまま残ってしまっているケースが多くみられました。
近年の研究では、歯の本数が少ないほど抑うつ状態のリスクが高くなることもわかっています。
歯を失い噛めなくなると、
●食事が制限される
●会話の機会が減る
●見た目を気にして外出が減る
こういった「生きる楽しみ」の喪失が、心の健康に大きく影響するためです。
逆に、しっかり噛める状態を保つと、
●栄養状態が良くなる
●脳の血流が増えて認知症予防に
●表情が豊かになる
●人と話したくなる
という、非常に大きなメリットがあります。
□硬いものが噛みにくい
□入れ歯が合っていない・使っていない
□外出の回数が減った
□友人や家族との食事が少なくなった
□口の渇きがある
□歯が抜けたまま放置している
一つでも当てはまれば、口腔機能の低下が始まっている可能性があります。
お口の状態を整えることで、生活の質が大きく改善するケースが多くあります。
生きがいを持ち、人とつながり、食事を楽しみ、表情豊かに過ごす。
これらの中心にあるのが「口の健康」です。
人生100年時代の今、
歯科医院での定期チェック+あなたに合ったセルフケアが、生き生きとした毎日を支えてくれます。
「最近噛みにくくなってきた」
「口の衰えが気になる」
「このままで良いのかな?」
そんな不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの“これからの人生”を守るお手伝いをさせていただきます。
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